今回は
TOBによる廃止が騒がれている西武多摩川線の駅のモニュメントをご紹介します。西武で1番最初に取り上げるところが多摩川線になるとは、誰も予想しなかったのではないでしょうか?

ご紹介するのは白糸台駅前の「馬頭観世音」と彫られた石碑です。馬頭観音とも呼ばれています。本来は観音様がおり、像が建てられるべきところですが、多くの場所ではこのように文字が彫られた石碑だけが建てられています。これは、馬頭観世音の石碑が、馬の供養として建てられるようになったことが、大きな理由といわれています。ちなみに馬頭観世音は競馬場の近くによく建てられるようですが、この白糸台駅の2つ隣の是政駅は、東京競馬場のアクセス駅としても案内されています(ただし、
京王競馬場線の府中競馬正門前駅の方が便利です)。ちなみに是政駅の1つ手前は競艇場前駅で、多摩川競艇場の最寄り駅となっています。ギャンブル密度が濃いですね。

西武多摩川線はJR中央線と接続する武蔵境駅から是政駅までの、わずか8.0km、6駅の短い路線です。しかし、他の西武路線とは一切接続していないため、白糸台駅に車庫が隣接されており、早朝には始発列車があります。車両は「春」、「夏」(画像の編成)、「秋」、「冬」の四季をイメージさせた編成が優先的に充当されますが、検査などの関係で多摩湖線用の白色編成が代わりに入線することもあります。その場合はJR中央線と武蔵野線を介して回送されるようです(めんどくさ・・・)。
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- 2013/03/30(土) 14:35:56|
- 駅前モニュメント
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