今回は三国が丘駅前のモニュメントを紹介します。といっても大阪の
三国ヶ丘駅ではありません。福岡県小郡市にある西鉄天神大牟田線の駅の方です。

ここの駅は東側にロータリーが設置されているのですが、その内側にアーチ形のモニュメントが設置されています。ステンレス製ですが、
JR幌別駅にあったようなアーチだけのものではなく、上部に人の像のようなものと、その脇に玉のようなものが設けられています。近くには説明書きが用意されていましたが、それによればタイトルは「希望の懸橋」とのこと。「架け橋」?「懸け橋」?どちらが正しいんでしょうか?説明書きには、「その昔、筑前、筑後、肥前の三つの国の国境に「三国」の里が誕生した、このふるさとに暮らす人々が大切にした「ふれあいの心と街づくり」 それは、遠い過去から現在へと引き継がれて、豊かでいつも希望に満ちた人々の暮らしがここにある。今日の出会いから「人と人、人と街を結ぶ真心」が芽生え、また未来への志を発見する。」と書かれています。ふむ、三つの国の境だから「三国」なんですね。上越の三国峠の名前の由来もそんなんだったっけか。

そしてもう一つ。駅舎の近くには「三国が丘駅竣工記念碑」が設置されています。よくありがちなものではありますが、設置年は「平成4年3月」と書かれています。平成4年、つまり1992年なのですが、この駅が比較的新しい駅であることがわかります。事実、天神大牟田線の駅の中では、
紫駅に次いで新しい駅となっています。しかし周りの駅を差し置いて急行停車駅になっており、駅周辺の開発が大きく進んでいることがよくわかりますね。
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- 2022/01/23(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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