前回の記事に続き、千葉県印旛郡酒々井町から。今回はJR成田線酒々井駅前のモニュメントを紹介します。前回紹介した京成酒々井駅とは徒歩で移動できる距離となっており、実は私はJRで降り立って京成の駅まで徒歩で往復していました。

ここの駅も橋上駅舎となっており、駅の東西にロータリーが整備されています。紹介するものは西口ロータリー横の広場に設置されているのですが、そこには銅の板で作られた彫刻のモニュメントが設置されています。

土台には説明書きが設置されていたのですが、そこには「町名の由来」と題された昔話が書かれていました。それによれば、昔ここには年老いた父親と親孝行の息子がおり、息子は貧しいながらも毎日酒好きの父親に酒を買っていたとのこと。ある日息子は酒を買う金がなくなって、悲しみながら帰ると井戸から酒が・・・!ということで、この「酒の井」から町名も「酒々井」になったのだそうです。モニュメントの上の彫刻は、酒を注ぐ息子とそれを飲む父親を表現したものであることがわかりますね。ちなみに「酒の井」の井戸は、町内の
円福院神宮寺にあり、そこには石碑も設置されているようです。
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- 2022/05/04(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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