今回もゴールデンウィークに訪問したところから。いつの間にやら小田急にも一日乗車券が登場していたので、小田急沿線をうろうろしてきました。ということで今回は、神奈川県厚木市の中心である、本厚木駅前のモニュメントを紹介します。
本厚木駅は北と南に入り口がありますが、北口側の方が発展しています。まずはその北口側のものを紹介してきますが、一つ目はモザイクみたいなデザインの時計台です。正方形のガラスかステンレス板が貼られており、中にステンレスの球体みたいなものがあるのがわかります。少しだけ白っぽい正方形の部分もあるのですが、中に蛍光灯が埋め込まれているのでしょうか?土台部分にタイトルの記述があり、それによれば「アユポ」という名前のようです。意味についても書かれていましたが、「厚木市を象徴する名産「アユ」と、場所を表すポイントの「ポ」をつなげて「アユポ」と名付けました。」という内容に加え、「夢のある出会いの場、待ち合わせの場となるよう「あつぎ ゆめ ポイント」という意味も込められています。」という内容もあるようです。ちなみに設置は2005年(平成17年)2月1日で、厚木市制50周年を記念して設置されたものとのことです。
次はタクシープールの真ん中に設置されているこちらの銅像。ハンマー投げをしている男性の銅像です。訪問時にはタイトルなどは見つけられなかったのですが、一応現地にあったらしいです。タイトルは「若き心」で、作者は彫刻家の難波孫次郎氏とのこと。制作されたのは1977年(昭和52年)とのことですが、なんとこの銅像、小さいものが通販で売られているようです。そういう販路もあるんですねぇ・・・
次は交差点を渡ったところにある石碑・・・と思ったのですが、ここから北に延びる一番街通りの道標でした。なんかえらい凝った道標ですな。わざわざ彫刻で作るんですからねぇ。
そして同じ場所から上を見上げると、厚木なかちょう大通りのゲートが設置されていました。先ほど厚木の名産が「アユ」と書きましたが、こちらにも鮎が描かれているのと、厚木市のゆるキャラである「
あゆコロちゃん」が描かれています。”コロ”も名物の豚のシロコロホルモンから名前が取られているようです。
次は南口のものを取り上げますが、駅からビル1つ分くらい歩いた本厚木駅交差点のところにあります。タイトルは「厚木都市計画本厚木駅南部土地区画整理事業 完成記念碑」とのこと。長い名前ですが、端的に言うと割とよくある区画整理の竣工記念碑ですね。裏面の説明によれば、設置年月は昭和57年(1982年)2月とのことですが、同時並行で進められていた小田急線の立体交差事業も竣工した時期も近かったということで、その件についても記載されていました。事業としては1965年(昭和40年)から1981年(昭和56年)までの16年かけて行われたということで、相当大規模なものだったことがわかりますね。ちなみにその期間で本厚木駅の利用者は倍増していたようなので、ベッドタウン開発が盛んだったことを示している石碑のようにも思えました。
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- 2022/06/26(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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