前回に続いてゆるキャラ系。

今回はゆるキャラの産地?と言っていいのでしょうか?駅の中ですがたくさんのキャラクターが描かれた壁画と「
ムジナもん」「
いがまんちゃん」のアルミ像が設置されている、埼玉県羽生市の東武伊勢崎線・秩父鉄道線の羽生駅前のモニュメントを紹介します。

まずは東口駅前の自動販売機の上にいる 「ムジナもん」の像から。先ほども出てきましたが、 「ムジナもん」は羽生市の公式キャラクターで、元となっているのは尻尾にデザインされている「ムジナモ」です。ムジナモは名前の通りムジナの尻尾のような水草であり、自然界では羽生水郷公園内の宝蔵寺沼でのみ自生しているようです。ちなみに頭の上の葉っぱは、羽生の特産物であるモロヘイヤとのこと。ちなみに
羽生市のムジナもん紹介ページに『ある朝学校に行こうと駅に向かったら、小便小僧とベルギー気取りに立ってオシッコしてたわ。きゃっ、恥ずかしい。(16歳。女子高生)』なんて書かれていましたが・・・

その「小便小僧」がこちら。東口ロータリーの真ん中に時計塔と共に設置されています。羽生市はベルギーのデユルビュイ市と姉妹都市になっており、その有効の証として設置されたものなのだとか。もう一つの説明によれば設置されたのは1997年(昭和9年)3月であり、羽生ロータリークラブ30周年を記念して、10周年記念に設置した時計塔を市役所前に移設し、その跡地に市が設置したのだそうです。

続いては西口から。ここにも自動販売機がありますが、こちらは絵が描かれたパネルとなっておりちょっと残念。

線路わきに銅像が設置されているのですが、タイトルのところに書かれているのは銅像の名前ではなく、「りくはし」「りくはしの由来」と書かれています。説明によれば「りくはし」とは駅の橋上駅舎化前に設置されていた跨線橋のことで、羽生市の農機具メーカー金子農機の創業者・金子専一氏の尽力で設置されました。この金子氏の奥さんの名前が”りく”さんであり、陸橋建設を望んでいたこともあり、「りくはし」と名付けられたそうです。ちなみに銅像の作者は隣の加須市に住んでいた、加須市内の
加須駅や
花崎駅にも設置されている銅像の作者である、彫刻家の法元六郎氏とのことです。
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- 2023/01/15(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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