この姉ケ崎の記事と
この姉ケ崎の記事の間に訪問した場所のお話。

「休日お出かけパス」を使用していたので、木更津から久留里線に乗ってきました。キハE130系になってから乗ったのは初めてかな?
キハ30系列時代に何回か乗ったことはありますが。

ということで今回は、千葉県君津市の俵田駅前のモニュメントを紹介します。俵田という地名は米俵からきているのでしょうか?上の画像は駅名標なのですが、足元にイネの絵が描かれており、形状もなんとなく稲穂っぽいものになっています。背景にも映っていますが、この辺りは田んぼも多いようです。

駅名標の隣にはこのようなものがあるのですが・・・もうどこが設置したのかすぐにわかります。2つ隣の
馬来田駅にもありましたが、ライオンズクラブが設置したものですね。こちらも時計台・・・だったのでしょうか?馬来田駅のものはLの字の上の部分に時計がありましたが、こちらは何もありません。なんとなく錆具合から察すると、時計が昔あったのではないかと私は考えています。

駅の利用者はあまり多くないようですが、駅前は広くスペースが取られています。その真ん中に石碑が2つ設置されています。

左の大きい方は「県営圃場整備事業 小櫃南部地区 竣工記念碑」とのこと。圃場・・・何と読むかは以前同じ房総半島の
いすみ鉄道城見ヶ丘駅で取り上げましたが、”ほじょう”と読みます。この石碑は小櫃南地区の田んぼが整備されたことを記念して設置されたものになります。かなり細かい説明も記されていますが、設置は「平成二年三月」とありますので、そんなに古い石碑ではないようです。ちなみに裏面には歴代役員名がたくさん記されていました。

並んで設置されているもう一方の石碑ですが、こちらは「小櫃土地改良之碑」と書かれています。内容としては隣の石碑と同じと思われますが、設置時期はこちらの方が古いのではないかと考えています。裏面に名に書かれているようでしたが、日が沈みかけていたので確認できず・・・

次は駅前の国道の「俵田」交差点にあるものですが、地蔵菩薩が彫られているような石柱が設置されています。足元の案内によれば、これは君津市により「二十一世紀への継承遺産」に選ばれている「久留里道(俵田の道標)」とのこと。横には説明書きも用意さえていましたが、それによればこれは1689年(元禄2年)に設置されたものであり、「是より北は江戸おか道」「是より西は江戸ふな道なり」と書かれている通り、実際に道標として使用されたものとのことです。加えて「ふな道」について説明しますが、当時この辺りは小櫃川が流れているため、そこで船に荷物を乗せ換えて江戸まで運ぶ風景が日常的にあったようです。
・・・個人的には後ろに見切れているトヨタ CENTURYが気になる・・・
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- 2023/03/05(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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