今回は神奈川県相模原市南区にある、JR相模線原当麻駅のモニュメントを紹介します。”原当麻”と書いて”はらたいま”と読みます。クイズダービーに出てた漫画家さんじゃないですよ。

この駅は工場駅舎となっており、駅の東西にロータリーがあります。まずは東口ですが、こちらは広いロータリーの真ん中に、ステンレス製のモニュメントが設置されています。ダイヤのような四角形ですが、縦に筋のようなものが立っています。

こちらは裏面に回って撮影したもの。先ほどとは異なり、こちらは横に筋のようなものが立っています。表と裏で向きを変えているところに面白みがありますね。

ちなみにタイトルは「水」で、作者は林利根氏とのこと。林氏は女子美術大学の名誉教授であった彫刻家ですが、この駅が同大学の相模原キャンパスの最寄り駅であることから、林氏の作品が置かれたものと考えられます。

次は西口の方から。こちらのにも小さなロータリーがありますが、紹介するものは駅前の民家とアパートの間にあるこちらの祠。鳥居の上に○○稲荷とか名前が書いてあるパターンも結構ありますが、こちらのものは何も記述がありません。相模線沿線でもありますので、寒川神社の系統でしょうか?

最後はモニュメントというよりも看板ですが、「原当麻駅舎改築によせて」というものがありました。「原当麻駅は、昭和六年四月に開業し、以来、まちの移り変わりを見守ってきました。現在の駅舎は、地域住民の協力により、平成三年五月に改築されたものです。」という文と共に、関わった土地区画整理組合の一覧が記載されていました。そして何よりも目立つのが旧駅舎の写真!今の駅舎からは考えられないほど小さな駅舎だったんですね。非電化時代のキハ30系が映っているのも、時代を感じさせますね。
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- 2023/03/12(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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