前回の続き。今回は1つ上総中野寄りの上総川間駅前からお届け。ちなみに駅のホームからの風景はこんな感じ。いかにもローカル線の駅って感じです。

本題に入る前に駅の待合室から2つ。木造の待合室の出入口付近に、薔薇や犬の彫刻が取り付けられていて面白いです。

いよいよ本題。駅を出てすぐ左のところに、不規則に埋め込まれたレンガの壁があります。縦長だったり横長だったり・・・ん、何か挟まっているように見えるものもありますね。裏手に回ってみましょう。
なんじゃこりゃ! レンガが詰まれている部分の裏側には、たくさんのスーツケースがあります。スーツケースにはシールなども貼られており、使用済み感がめちゃくちゃ強いです。
さて、説明に入りますが、これは上総牛久駅で紹介した「里山トイレ」と同じく「
房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の作品として2020年に設置されたもので、キューバの彫刻家であるジョアン・カポーテ氏によって制作されたものです。
こちらの記事によれば、スーツケースはネットで募集をかけ、提供されたものであることがわかります。ちなみに作品のタイトルは「Nostalgias」(懐旧または郷愁)で、実際につかされたスーツケースであることや、この駅周辺の風景を考えると、すごくマッチした名前だなと思いました。
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- 2023/08/30(水) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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