もうちょっと北陸から。今回は福井県大野市のJR越美北線越前大野駅のモニュメントを紹介します。私はこの訪問日の朝、
鯖江駅から移動したのですが、越美北線下りの一番列車の時間が9時福井発と遅かったので、それよりも早くここに来れる京福バスを使用しました。

ここの駅のすぐ横には、清水広場という湧き水が出ており、一応柄杓もあるので飲むことができるようです。県の水質基準を満たした「ふくいのおいしい水」に認定されています。

中にはモニュメントと雪人形(通称:ゆきんこ)の説明がありました。モニュメントは荒島岳をはじめとする山々と人の文字を・・・ん、何のことだ?まぁいいや。雪人形はこの湧き水の隣にも1体ありますが、もともとは1950年(昭和25年)に仏像作家の前田芳雲氏により、ゴザ帽子とわらの長靴を着用した事物をモデルとして制作されたものとのこと。一刀彫という細部を削らずに豪快に彫って制作する手法で作られています。

ちなみに雪人形は大きなものが2体、ロータリー内部の中央広場にも設置されています。隣には水が出ている石がありますが、人の形・・・先ほどの説明で示されていたのは、この噴水の石のことのようです。説明によれば、『大野の自然の中で、人々がともに思いやり支え合いながら、名水と暮らす城下町』を表現しているとのこと。人々は石の形だけでなく、雪人形もそれを示すものになっているんでしょうね。

なお、これ以外にも待合広場と街角広場の2か所があり、こちらも石標があるので一応撮影しました。待合広場は木のみですが、街角広場は小さな池のようなものがあります。これも名水の里を示すものなのでしょうかね。
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- 2023/09/24(日) 03:00:00|
- 駅前モニュメント
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