紹介しますけど、すぐに撤去される予定です・・・
今回は北海道亀田郡七飯町にある、JR函館本線流山温泉駅のものをご紹介。この駅はJR北海道グループが運営していた(現在はNPO法人が運営)「流山温泉」へのアクセスのため設置された駅です。駅周辺に温泉以外の施設が無いため、観光客利用に特化しており、温泉施設営業時間のみ列車が停車します。

ここの駅前には東北・上越新幹線で使用されていた新幹線200系が3両静態保存されています。2002年(平成14年)4月の当駅開業時に、北海道新幹線誘致のPRを目的に設置されました。ただ置かれているだけであるため、基本的に中へ入ることは出来ません。

ちなみに駅のホームから見るとこんな感じになっています。ホームに停車する列車のようにはちょっと見えないなぁ・・・

さて、この200系3両ですが、
JR北海道の公式発表によりますと、6月末までに撤去されてしまうようです。北海道新幹線の札幌延伸が決定したことで役目を終えたことと、北海道の厳しい風雪にさらされてきて老朽化が著しいことが、今回の撤去を決定付けたとのことです。私がここを訪問したのは2年半ほど前のことだったのですが、その当時既に車体の塗装には、上の画像のとおりヒビが入っている状態で、決して良好な保存状況とはいえない姿でした。ですので、撤去の要因としては「役目を終えた」というよりも、「老朽化した」ことの方が強いように思えます。

おまけその1。現役で活躍していた200系の姿です。200系が全車両運用離脱したのは2ヶ月前のことなのですが、私は新幹線をまったく利用しない(そんな金無い)ので、200系を撮影する機会は滅多にありませんでした。ちなみに上の画像は2010年12月4日に撮影したものです。その日は東北新幹線新青森延伸の日であり、珍しく新幹線の撮影に来ていたのですが、東北新幹線が強風か何かでダイヤが大幅に乱れ、結局新青森行きの列車を撮影することが出来なかったのです。復旧を待っている間に200系が来たので、偶然撮っていたのが上の画像です。国鉄時代のリバイバルカラー編成もありましたが、リニューアル後は基本的に上の画像のような塗装になっていました。

おまけその2。流山温泉の休憩所?として置かれている50系客車です。50系客車自体は塗装が青だったり赤だったりしていたのですが、これは旧客のように茶色に塗られています。
実は今日まで、駅前で静態保存されている車両を「駅前モニュメント」のジャンルで紹介するか、駅前以外の静態保存車両と共に別ジャンルで紹介するか迷っていたのですが、駅前モニュメントで紹介することに決めました。今後はこれ以外の静態保存車両(SLなど)も紹介していきたいと考えています。
・・・だけど、撤去されちゃったモニュメントの記事、今後どうしようかなぁ・・・
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- 2013/05/26(日) 11:24:05|
- 駅前モニュメント
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亀田郡七飯町エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
- 2013/05/27(月) 08:44:40 |
- ケノーベル エージェント