
JR品川駅高輪口ロータリー(タクシープール?)にある石碑です。明治5年5月7日に同駅が操業開始したことを記念して建てられたものです。
日本で最初に鉄道が開通した区間はどこでしょうという問題を出すと、新橋-横浜と答える人がいます。しかしこれは誤った回答になります。確かに正式開業した区間は明治5年10月14日の新橋(旧・汐留駅)-横浜(現・桜木町駅)ですが、それよりも前に、品川-横浜が仮開業していたのです。従って日本で最初に鉄道が開通した区間は品川-横浜となるのです。

石碑の隣には説明書きがありましたので、詳しくはこちらを確認願います。私は一応石碑の裏面も見たのですが、正直何が書かれているのかがよくわかりませんでした。へぇ~時刻表がかかれてたんですね。ちなみに当時は35分かかっていたようです。現在京浜東北・根岸線を利用して品川-桜木町を移動すると30分程度なので、途中駅が無かったことと技術がまだ現代ほど発達していなかったことを考えると、結構スピードが出ていたようにも思えます。
今回のものは比較的有名な話を取り扱っているものでしたが、こういう石碑から駅や周辺地域の成り立ちを考察するのも、趣きがありますね。
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- 2012/07/02(月) 23:16:14|
- 駅前モニュメント
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