今回は西武池袋線と新宿線が乗り入れる、西武鉄道の総本山こと所沢駅前のモニュメントをご紹介します。量が多いので今回は東口のもののみ紹介し、次回西口のものを紹介します。

まずは「飛」と書かれた時計台彫刻です。下の方から鳩か何かの鳥が、上にある時計まで飛んでいく様が彫られています。所沢市には航空公園もあるので、飛行機にちなんだものかと思ったのですが、関係ないようです。ちなみに近くに所沢東ロータリークラブが設置した「安全は時間と心のゆとりから」という標語が設置されているため、この時計台も同クラブが設置したものと思われます。

次に「保健所発祥之地」と彫られた石碑です。保健所といえば、伝染病対策をしたり、公衆衛生の維持向上に努めたりしている行政機関ですが、隣の説明板によりますと、昭和13年この地に「農村保健館」として設置され、昭和16年保健所法に基づいて改称された「所沢保健所」が、日本における最初保健所なのだそうです。ちなみに石碑の文字は、初代農村保健館長 保健所長であった與謝野光博士によって書かれたものだそうです。ちなみに残念なことではありますが、「所沢保健所」は近年保健所の再編に伴い「狭山保健所」となったため、消滅してしまいました。

次に「緑のシンボルゾーン」という石碑を紹介します。これは昭和58年8月に所沢市が埼玉県から「快適な環境づくり推進モデル市」に指定され、ここに楠、欅、茶などを植栽し「緑のシンボルゾーン」としたことで設置されたもののようです。お茶なんか生えてたんだ・・・ぜんぜん気づかなかった。お茶と言うと所沢よりも、お隣の狭山市の「狭山茶」が有名ですね。

最後は・・・出た!区画整理モノ!左の画像の石(岩?)には、「所沢駅東口土地区画整理事業 竣工記念碑 所沢市」と彫られています。隣の石碑には、区画整理に関する詳細情報が記載されていますが、かなり細かいです。いままでいくつか区画整理モノのモニュメントを紹介してきましたが、ここまで細かいのは初めてです。ここまで細かい数字を出されると・・・なんだか生生しいなぁ・・・
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- 2013/07/05(金) 20:08:08|
- 駅前モニュメント
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