今回は、新宿駅前からバスで約14時間、到着する頃には存分にやられているであろう、福岡県の一大拠点・JR博多駅前のモニュメントを紹介します。

まずは筑紫口の方の噴水にある「博多の祭り」のモニュメントです。ピラミッドのような形をしたタイルのモニュメントに、博多の2つの有名なお祭りである「博多祇園山笠」と「博多どんたく松ばやし」の絵が描かれています。ちなみに近くには英語表記つきの説明板があり、「博多祇園山笠」が7月1日→15日(あ、終わっちまったばっかか・・・)、「博多どんたく松ばやし」が5月3日・4日と、期間を紹介していました。私自身お祭りの名前などは、「クッキングパパ」を読んでいて知っていたのですが、実際に参加したことは無いので、機会があれば行ってみたいものです。

これ以降は博多口にあるモニュメントになります。まずは「着衣の横たわる母と子」という銅像です。母が子を抱いている像だというのは、見れば分かるかと思います。はて、着衣?横たわる?ひょっとして、像の手前にある塊みたいなのが着衣なのでしょうか?ちなみに作者はヘンリー・ムーア氏で、福岡市制100周年を記念して設置されたものだそうです。むむむ、理解には芸術的センスが問われそうなので、そんなもの皆無である私は戦力外ですね・・・

続いては「博多節舞姿」の像です。舞妓さんが博多節に合わせて舞っている姿を像にしたものです。私は博多節というのは今回初めて聞いたのですが、博多節はもともとは島根県石見地方から伝承されたもので、「ドッコイショの博多節」と「正調博多節」の二種類があるとのこと。福岡県を代表する民謡の一つだそうです。へぇー。

最後は同じく民謡の「黒田節」の像です。「さけはのめのめのむならば~」で始まる民謡で、こちらの方が「博多節」よりも知名度は高いかもしれません。というか、私はこっちは知ってました(笑)。この歌はもともと武士が歌っていたものであり、かつては「黒田武士」とも表記されていたんだとか。へぇー。へぇー。
「着衣の横たわる母と子」の像以外は、この地域に伝承されているイベントや民謡をPRしているものですね。この博多というところが、古くから栄えていることを、わかりやすく、確実にモニュメントが示している良い例だと思います。
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- 2013/07/19(金) 19:00:00|
- 駅前モニュメント
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