今回は、空港もあることで有名な石川県小松市の中心駅である、小松駅前のモニュメントを紹介します。

まずは東口駅前広場に隣接する施設
「こまつの杜」の一般開放エリアに設置されている世界最大級の電気駆動式ダンプトラック「コマツ930E」です。「こまつの杜」の区域はもともと、「コマツ930E」の製造元である建機メーカーの
小松製作所の発祥の地であり、小松工場があった場所になります。駅前広場のような公共施設では有りませんが、開放時間は自由に出入りできるので駅前モニュメントの一種として考えられるでしょう。ちなみにこの「コマツ930E」は、実際にチリのロス・ペランブレス銅鉱山にて使用されていた機械のようです。無人で動かせる機械ではありますが、運転席も設置されており、時期時間が合えば試乗することも出来るそうです。

続いては西口駅前にある弁慶富樫像です。これは小松市内にある安宅の関に設置されている、武蔵丸弁慶と富樫泰家の像のミニ版(複製)です。この像の本物が置かれているという安宅の関で起こった出来事を簡単に説明すると、源義経ら一行が加賀国のこの関所を通行する際に、関守の富樫泰家の前で弁慶が偽りの勧進帳を読んで、義経一行と気づかれるも富樫の同情により関所を通行することが出来たということです。ちなみにこの話は歌舞伎や謡曲にもなっているとのこと。銅像の台座には「智仁勇」(右から読む)と書かれており、弁慶の「智」、富樫の「仁」、義経の「勇」を示しているとのことです。

最後は同じく西口駅前の「未来へ」と題されたステンレス製の彫刻です。口紅のように円柱(ただしすこし上に膨らんでいる)の断面が斜めになっており、先がとがっています。このとがった先に未来があり、それに向かっている・・・というような認識でよろしいでしょうか?
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- 2013/09/22(日) 01:00:28|
- 駅前モニュメント
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カタばみ様
拝見させて頂いております。
小松製作所は40年程前に仕事で良く行っておりました。
駅の裏手に工場があり、建設機械の大手でした。
当時は東口は無かったと思います。
下車してから踏切を渡って訪問していました。
工場跡が開発され様子も様変わりしているのでしょう。
機会があれば訪れて見たいものです。
はいばらじじ
- 2013/09/24(火) 10:11:27 |
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- はいばらじじ #-
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> カタばみ様
>
> 拝見させて頂いております。
> 小松製作所は40年程前に仕事で良く行っておりました。
> 駅の裏手に工場があり、建設機械の大手でした。
> 当時は東口は無かったと思います。
> 下車してから踏切を渡って訪問していました。
> 工場跡が開発され様子も様変わりしているのでしょう。
> 機会があれば訪れて見たいものです。
> はいばらじじ
こんばんは。
いつもありがとうございます。
小松駅は近年高架化工事を行ったことで、新たに東口が開設された模様です。
40年前から比べると東側へのアクセスが容易になったのでしょうけど、
東側で多くの駅利用者がいたと思われる小松製作所の工場がなくなってしまうというのは、
なんだか残念ですね。
ちなみに工場跡地はこの大型建機が展示されているだけでなく、
里山や遊戯施設も有るとのことです。
- 2013/09/24(火) 20:52:20 |
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- カタばみ #-
- [ 編集 ]
小松市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
- 2013/09/22(日) 09:17:46 |
- ケノーベル エージェント