今回は115回目のモニュメント記事ということで、115系がよく来る駅のモニュメントをご紹介。
今回はJR信越本線古間駅のモニュメントを紹介します。この駅は長野県上水内郡信濃町にある小さい駅なのですが、ここにあるモニュメントは、意外と皆さんに馴染み深いものかもしれません。なぜかというと・・・

二宮金次郎像だからです。二宮金次郎像は駅前というよりも、小学校の校庭などによく設置されているので、見たことがあるという人は結構いると思います。事実、私が通っていた小学校にも、その隣近所の小学校にも二宮金次郎像は設置されていました。よく「夜になると二宮金次郎像が動き出す」などという怪談話がされていましたが、わたしはまったく信じていませんでした。だってそんなんだったら夏休みの夜にやる星空映画会できないじゃんか。
さて、改めて二宮金次郎について簡単に触れておきます。金次郎というのは幼名であり、成人したときには二宮尊徳と呼ばれています。二宮尊徳は江戸時代の農政家で、「報徳仕法」という手法を用いて数々の財政再建策を成功させたことで知られています。なぜ子供の頃の像が小学校に設置されているかについては諸説ありますが、子供の頃貧しい環境に置かれていながら地道に勉強をしていた勤勉さを子供たちの参考にさせるためという説が、私は正しいように思っています。
ちなみに二宮金次郎の出身は小田原なので、この古間駅とは何のゆかりもありません。ここに像が置かれた理由としては、かつて五十嵐金次郎氏が駅長を勤めたからということらしいです。同じく五十嵐氏が駅長を勤めた他の駅にも二宮金次郎像があるらしいです。ちなみにこの古間駅は現在、簡易委託駅となっており、JRの職員はおりません。地元のおばちゃんみたいな人が切符を売ってくれます。
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- 2013/09/23(月) 21:21:17|
- 駅前モニュメント
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