今回は北陸地方最大の都市こと石川県金沢市の中心である、JR金沢駅前のモニュメントを紹介します。

まずは東口に大きく陣取っている「鼓門」です。金沢といえば武家屋敷といった古い建物が多くあることで知られていますが、この門もそれを髣髴させるものになっています。説明によると設置された時期は2005年(平成17年)3月であり、金沢が「伝統芸能のまち、高度な技を受け継ぐ職人のまち」とも言われており、「伝統と創造のまち金沢」のシンボルとなることが狙いのようです。ちなみに名前の"鼓"は、この門の柱に、能や素囃子などに使われている、打楽器の「鼓」の調べ緒をモチーフにしているところから取られているようです。

続いても東口にあるものですが、金沢 まちなか彫刻作品 国際コンペティション2006最優秀賞である三枝一将氏による「やかん体、転倒する。」という彫刻です。大きなやかんの像ですが、地中に埋まっているような感じです。またやかんの蓋は本体の像の裏側に、まるで落っこちているかのように設置されていて、非常に趣き深いです。「やかん」を題材にするという発想も、なかなか見られないものと思われます。

続いては西口のモニュメント。まずは駅ビルの壁に設置されている、松本佐一氏による「百花繚乱」というタイトルの壁画です。材料は地元の工芸品である九谷焼の陶板とのこと。デザインは「城下町金沢の風土を、四季の花をあしらい豪華なうちにも重厚な美しさを保つ杜の都」を表現しているようです。

次はロータリーに大きく聳え立つコンクリート製のモニュメントです。金沢駅西口は現在工事中であるため、このモニュメントには近づけませんでした。近くに行けば説明板とかあるのでしょうか?詳細は不明(というか調べてない)です。

おまけ。駅西口入ってすぐのところにあるポストの上に設置されている、「郵太郎」という加賀人形です。郵便だから郵太郎・・・なのでしょうね。
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- 2013/11/03(日) 15:51:18|
- 駅前モニュメント
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始めましてですが、西口ロータリーのモニュメントについて調べたのですが、確か其れは金沢市制100周年記念事業モニュメント『悠颺(ゆうよう)』だと思います。
- 2018/07/15(日) 17:31:29 |
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- 遊歩道 #-
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> 始めましてですが、西口ロータリーのモニュメントについて調べたのですが、確か其れは金沢市制100周年記念事業モニュメント『悠颺(ゆうよう)』だと思います。
こんばんは。
実は昨年金沢に行った際に確認をしてきています。
デザインは日本芸術院会員の蓮田修吾郎氏とのこと。
そのうち記事を書かなければ・・・と思い、
1年が経過してしまいました(汗)
- 2018/07/15(日) 21:53:27 |
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- カタばみ #-
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金沢市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
- 2013/11/04(月) 09:19:00 |
- ケノーベル エージェント