今回は京成本線と押上線が合流する青砥駅のモニュメントを紹介します。ちなみに駅名は"青砥"ですが、地名は"青戸"です。ややこしい。

駅前といわれれば、駅入口の前なのでそうなんですが、厳密には高架の柱を利用したベンチですね。タイトルは「ワルツの塔」で、中心にはバイオリンを弾いている人の像が設けられています。柱の上部には天使が複数おり、ラッパ中にかを吹いています。これを「像」と捉えるとありがちかもしれませんが、「高架の柱」という視点で見た場合、なかなかユニークなデザインだなぁと思えますね。
ちなみにこの像のモデルとなっているバイオリンの奏者は「ワルツ王」とよばれているヨハン・シュトラウス2世とのことです。「ワルツ王」の像だから「ワルツの塔」というタイトルなのでしょう。ちなみにこのヨハン・シュトラウス2世の像は、彼の出身地であるオーストリア・ウィーンの市立公園にオリジナルがあり、そちらはなんと黄金の像となっています。なお、なぜこの青砥駅前にこの像が設置されているのかを考えると、一つ挙げられる理由は"友好都市"でしょうか。青砥駅のある東京都葛飾区はオーストリア・ウィーンのフロリズドルフ区と友好都市提携を結んでいます。恐らくその提携記念か何かの一環で、ウィーンにあるヨハン・シュトラウス2世の像のレプリカを製作したのではないでしょうか。
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- 2013/12/10(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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葛飾区エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
- 2013/12/11(水) 09:05:13 |
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