こちらの記事によると、どうやら東急東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を開始する2013年3月16日に、東急東横線と東京メトロ日比谷線の相互直通運転が終了となるようです。

この相互直通運転は1964年の東京オリンピックの年に開始しました。同じく日比谷線と直通運転を行っている東武伊勢崎線は1962年に既に直通運転を開始していました。日比谷線建設当時は東武では既に7800系などの20m車が現役でしたが、東急では18m級の旧5000系列や16~17m級の旧3000系列が主力だったため、日比谷線も18m級の車両を使用する前提で建設されました(しかも東急の基本が6連だったため、6連の予定で計画したところを後に8連対応に変更したとのこと)。しかし現在ではどちらの会社も20m級が基本となったため、18m級日比谷線直通の車輛をわざわざ製造することになってしまいました。こういう経緯を考えると、東急側に先見の明が無かったとか、やりたい放題して逃げていったと捉えられなくもないように思えます。
ちなみに東急の日比谷線直通形式は上の写真の1000系ですが、この形式は現在7編成あります。既に1編成が除籍され、伊賀鉄道に譲渡されていますが、これら残りの編成もどこかの地方鉄道に譲渡されるのでしょうか。それとも池上線・多摩川線の旧型車を置き換えるのでしょうか。動向が気になります。

おまけの写真。元祖日比谷線直通形式7000系を改造した7700系7910Fです。以前も紹介しましたが、この編成は7000系のトップナンバーでした。7000系列よりも日比谷線直通運用が先になくなると、直通運転開始当初想像した人はいなかったでしょうねぇ。(まー、期日までに7700系が先に全廃しないとは断定できませんけど。この7910Fは残ってるかなぁ・・・)
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- 2012/07/24(火) 22:13:09|
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