クリスマスシーズンということで、それに関するネタを。

「ららぽーと横浜」の最寄り駅として知られているJR横浜線鴨居駅前に設置されている石碑です。といっても、「ららぽーと横浜」へアクセスする北口ではなく、バスターミナルがある南口に設置されています。さて、石碑には「駅設置記念碑」と彫られていますが、これがなぜクリスマスシーズンのネタになるのかというと、駅の開業日が昭和37年(1962年)12月25日であり、クリスマスだからです。ええ、それだけです。鴨居駅の両隣の小机駅と中山駅は横浜線開業時から設置されている駅なのですが、石碑裏の説明によると、この鴨居駅は地域住民の寄付によって設置された駅とのことです。1962年というとちょうど戦後の人口増加時期・高度経済成長期に当たりますので、首都圏の人口が増加し、ここもその頃にベッドタウンになったのでしょうね。こういった石碑は、高度経済成長の足跡のような意味合いを持っているような気がします。
ところで、この鴨居駅は快速運転開始時から停車駅となっていますが、その理由は「隣の中山駅での各駅との乗換に難があるから」という、利用者数云々とは関係ないものでした。しかし実際に今となっては地下鉄との乗換駅である中山駅とほぼ同程度の利用者数なので、結果としてこの駅の周辺は鉄道によって発展していった例の一つとして挙げられるでしょう。
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- 2013/12/24(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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