大晦日か。去年の大晦日はどんな記事を書いてたかな?
ふむ、
安房鴨川か。外房線・内房線の終点だな・・・
・・・これから大晦日はどこか終点の駅のネタを書いていこうかなと思います。ということで今回はJR武豊線の終点である愛知県知多郡武豊町の武豊駅前のモニュメントを紹介します。武豊駅の近くには名鉄河和線の知多武豊駅と
上ゲ駅があります。ちなみに私はこの駅までは上ゲ駅から歩いてきました。

ここの駅前には小さいロータリーみたいなものがあるのですが、その中心には「髙橋熙君之像」と題された人物の胸像が設置されています。かなり古い像に見えますが、設置されたのは昭和29年(1954年)9月とのことなので、まだ60年経過していないんですね。

髙橋熙という方がどのような方なのかは、裏の「髙橋熙君顕彰記」に記載されていました。要約すると、「昭和28年(1953年)9月に襲来した台風13号によって線路が浸水したことで列車の運行が危険な状態になったのですが、列車が隣の東成岩駅を発車してしまいました。それを知った武豊駅駅手の髙橋熙氏は濁流と暴風雨の中、発炎筒で危険信号を送り、列車の危機を寸前で止めたのですが、ご本人は殉職してしまいました」とのことです。そしてその行為に感激した有志によって胸像が設置され、この勇敢な行動が後世に語り継がれるようになったとのことです。
同様のモニュメントに
東武東上線ときわ台駅前の「誠の碑」がありますが、このように一般の方々の功績を称えるモニュメントというのは、やはり設置する意義が深いように思えますね。
スポンサーサイト
- 2013/12/31(火) 17:10:51|
- 駅前モニュメント
-
| トラックバック:1
-
| コメント:2
知多郡武豊町エージェント:あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。ご訪問をお待ちしています。
- 2014/01/01(水) 09:03:00 |
- ケノーベル エージェント