昨年の今日、3月16日に東急東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転が開始されました。まぁ、丁度1年経ちましたということです。この場合直通列車の画像とかを貼るのが普通なのかもしれませんが、私はひねくれものなのでそんなことしません。

副都心線との直通運転と引き換えに廃止になった日比谷線直通列車をテキトーに振り返ってみましょうか。東京メトロ日比谷線は営団地下鉄時代に初めてパンタグラフ集電方式の地下鉄として建設され、長らく東武伊勢崎線・東急東横線との直通運転を行ってきました。しかし東急線内では利用者が徐々に減っていったため特急運転開始時に毎時4本から2本へ削減されました。そして副都心線との直通運転開始のタイミングで、廃止となったのです。これにより東横線では代替として渋谷-菊名の折り返し列車が運転されるようになり、一方の日比谷線では南栗橋まで直通列車の運転が延伸されました(中目黒から南栗橋まで乗り通す人なんてまずいないでしょうけど)。また、東横線内は20m4ドア車に統一されたため、1000系は東横線の営業運転に就くことができなくなりました(ついでにホーム上に柵やホームドアの設置もできるようになりました)。そこでこの直通用の1000系は改造の上、同じく1000系が活躍している池上線・多摩川線へ転属することになったのです。

んで、置き換えられる対象は半世紀位活躍している元祖日比谷線直通列車の残党、7700系(とおまけの7600系)です。上の画像の車両は、改造とかはされているのですが既に51年使用されています。既に1000系は一部が総合車両製作所で改造されて東急に戻ってきているので、営業運転に就くのもそう遠くないでしょう。私にとっては目蒲線=7700系だったので、この形式が見れなくなるのもさびしい限りです。しかし初代日比谷線直通の車両がまだ活躍しているうちに直通運転のほうが先になくなってしまうというのは、なんとも皮肉なものです。
ん、なんか同じようなことを過去にも書いたような・・・あ、
これか。ま、まぁ、なつかしいデザインの電車を見たいという方は、池上線・多摩川線沿線までお越しくださいませ(何だこの記事の〆方は・・・)
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- 2014/03/16(日) 16:22:36|
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