JR東日本が販売する茨城県内各線乗り降り自由の「
ときわ路パス」の販売期間がなぜか今月末までだったので、「もしや廃止?」と思い、行ってきました。実は廃止ではなくて、
利用範囲が拡大するということだったらしいんですけどね。フライングしてしまいました。
ということで今回は旅のスタート地点である、JR常磐線・関東鉄道常総線取手駅前のモニュメントを紹介します。早朝に撮影したので一部画像が暗いのですが、予めご了承ください。ちなみに、取手駅は茨城県内で唯一地下鉄の車両が乗り入れる駅ですね。
まずは東口にある「シュプリンゲン」というイルカのモニュメントです。作者は東京芸術大学教授の宮田亮平氏で、取手駅東口土地区画整理事業竣工記念として2000年(平成12年)5月に建立されたものとの事です。説明によれば「この記念碑は、21世紀への飛躍と恒久平和を願い製作したもの」との事。なお、宮田氏によるイルカのモニュメント「シュプリンゲン」はシリーズ化されており、これはそのうちの一つということです。ということは、どこか他の場所にも「シュプリンゲン」シリーズのモニュメントがあるかもしれませんね。
続いてこれ以降は西口のモニュメントです。まずはペデストリアンデッキにある「六斎船」というブロンズ彫刻です。作者は江口週氏とのこと。説明によると取手は江戸時代に水戸街道と利根川が交差する宿場町として栄えており、月の4か9のつく日に定期市(六斎市)が開かれていたとのことです。そしてこのモニュメントは利根川を行きかう船と六斎市にちなんで名がつけられたそうです。一見するとなんだかよくわからないところもありますが、説明されるとなんだか納得してしまいました。
次はロータリーにある「和-NAGOMI-」というタイトルの裸婦像です。腕を上げていたのですが、撮影場所が悪く顔が隠れてしまいました。なお、作者は平塚正義氏で、取手中央ライオンズクラブが会員相互の友愛とWe serveの象徴として像を建立したとの事です。なぜここで横文字が出てくるのかはようわからん(笑)
次は取手駅西口地区第一種市街地再開発事業竣工記念碑です。ここにきてただの石碑なので、なんとなく地味に思ってしまいますね。ちなみに一つ目のモニュメントが東口区画整理の記念だったので、ここ取手駅前には東口・西口両方に再開発の竣工を記念するモニュメント・石碑があることになります。
最後はおまけ。モニュメントというか、市長による市の紹介です。ちなみにこの文章の著者である大橋氏は既に市長職を退任されています。
今後は茨城で仕入れてきたネタをいくつか紹介していこうと思います。
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- 2014/03/23(日) 16:00:00|
- 駅前モニュメント
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本当に失礼ながら・・・・
六斎船の由来から説明していただかないと、機材搬入の途中にしか思えないですね。
職人さんが搬入の途中で昼休みになったような光景。
利根川はたしかけっこうな氾濫川だった気が(うる覚え)。
六歳船は暴れ川から命を守り、生活をしていくための大事なモノだったのでしょう。
だからモニュメントになったのでしょうね。
- 2014/03/23(日) 23:43:03 |
- URL |
- キャサ公 #LkZag.iM
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> 本当に失礼ながら・・・・
> 六斎船の由来から説明していただかないと、機材搬入の途中にしか思えないですね。
> 職人さんが搬入の途中で昼休みになったような光景。
>
> 利根川はたしかけっこうな氾濫川だった気が(うる覚え)。
> 六歳船は暴れ川から命を守り、生活をしていくための大事なモノだったのでしょう。
> だからモニュメントになったのでしょうね。
こんばんは。
機材搬入の途中ですか。私は「こういうベンチなのか」と最初思っていました(笑)
やっぱり説明がないとモニュメントの意味を理解するのは難しいですね。
- 2014/03/24(月) 22:03:32 |
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- カタばみ #-
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