今回は四国の一大拠点であるJR高松駅前のモニュメントを紹介します。ちなみに徒歩ですぐのところにある
琴電高松築港駅については以前別記事で紹介しています。

まずは駅舎の前でザブーンと大きな音を立てているこれ。ただの池ではありません。

「海水池」と名づけられています。説明によれば、「瀬戸内海から直接海水を引き込み海と同じように潮汐をおこして瀬戸の砂浜や磯辺を駅前に再現し、海を身近に感じていただける憩いの場」として整備されたようです。また、1559年(天正16年)に築城された高松城(玉藻城)は、北側が海に面しているだけでなく、残り三方の濠に海水を引き込んでおり、この海水池はその先人の智恵に倣っているとのことです。

またこの海水池のところには、それに連なった形で大きな時計台が設置されています。これは「花時計」という名前で親しまれており、季節によって花が植えられることがあるようです(私の訪問時はご覧の通りなにも植えられていませんでした)。実は「花時計」は二代目であり、初代はサンポート高松の整備前の旧高松駅前に設置されていたそうです。なお、その初代は駅移転の際に徳島県立三好高等学校に寄贈されたとのこと。二代目であるこの時計台は、石の上に時計があるというのも珍しいつくりですが、この石は1999年に近くで発掘された、江戸時代に護岸・石垣として使用されていたされる石を利用しているとのことです。海と城の歴史をうまくPRしていますね。

ちなみに史跡高松城址(玉藻公園)の案内版もちゃっかり設置されていました(笑)

続いてはこの海水池&花時計の向かいにある、JRホテルクレメント高松の前に設置されていた、石でできた謎のキノコです。LEDみたいなものがついているので、夜になったら光るのでしょうか?それにしても毒キノコみたいですなぁ・・・
高松駅のところにはこれ以外にもあるんですが、量が多いのでここで一旦切って、また今度記事を書こうと思います。
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- 2014/07/01(火) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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| コメント:2
> こんにちは。
> 「海水池」
> なかなか興味深いです。
> 花時計 初代はサンポート高松にあったんですね。
> サンポート高松は
> 以前 某アーティストのライブ(笑)を
> えっちらおっちらと 観に行った事があったので
> お!と思いました (〃 ̄ω ̄〃ゞ
>
> 謎のきのこ
> LEDみたいなのがついてるとのお話。
> そんな事を聞くと
> 光るきのこも見てみたくなってしまいました
こんばんは。
私の指すサンポート高松は施設ではなく、
この辺り一帯の地区の意味で使用していました。
実際に初代花時計はサンポート高松ができる前の、
旧高松駅前にあったそうです。
きのこはやっぱり光るんですか!
光ってたらますます毒キノコみたいですね(笑)
- 2014/07/02(水) 21:56:34 |
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