相模湖駅の記事で211系に触れたのでついでのネタ。 「そんな細かいことツッコむなよ!」と言われそうなくらい、細かくてどうでもいい話です。

現在JR東日本長野支社では、国鉄時代から使用されている旧型車両115系(上の画像のやつ)の置き換えを進めています。引退が近いということもあり、国鉄時代に使用されていた「山スカ」色のリバイバル塗装を1編成に施し、営業運転に就かせています。上の画像の車両がその色なのですが、年配の方だけでなく、三浦半島とか、房総半島とかの人にとってもなんとなーく懐かしく思える色かもしれません。
さて、このリバイバル塗装ですが、従来の「山スカ」色とは極々僅かに異なる点があります。

こちらの画像は同じ日に撮影した、八王子支社所属の115系です。JR化後塗装をオリジナルのものに変えていた長野支社とは異なり、八王子支社は国鉄時代からの「山スカ」色をずっと守り通していました。ですからこちらはリバイバルでもなんでもない、言わば「原型」なのです。それで、この前面の塗装をよーく見てみると、貫通扉の付近の紺色のカーブの曲線が、微妙に違うのです。長野支社リバイバルのほうがキュッと締まった感じになってしまっています。一方で八王子支社は扉の横にも僅かにクリーム色の部分があり、紺色の部分が反っちゃってます。

ちなみにこちらの画像は八王子支社にかつて在籍し、臨時快速などで使用されていた今は無きM40編成です。こちらは紺色部分が反ってはいませんが、カーブはゆるく、扉横にもクリーム色の部分がありますね。
ぶっちゃけ実際に電車を利用する人には全然関係ない話なんですが、私みたいな人間はパッと見たときに「あれ、いつもと何か違う」って気づいちゃうんですよね。でも、こういう企画をやってくれるだけありがたいと思えるようにならないと、イカンですね。
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- 2014/09/23(火) 12:00:00|
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