台風の影響もまったく受けることなく、無事に帰還いたしました。今回の旅の目的地は何箇所かあるのですが、早速そのうちの一つを取り上げたいと思います。今回紹介するのは新潟県上越市のJR信越本線脇野田駅前のものです。

JR信越本線の長野-直江津は、北陸新幹線の開業に伴い第三セクターへ移管されることになっています。その中でも新幹線の接続駅・上越妙高駅となる脇野田駅は、10月18日(土)の営業を以って現在地での営業を終了します。翌19日からは上越妙高駅の駅舎を利用して、移管までの間は脇野田駅として営業していくようです。営業終了直前ということもあり、この日は普段(乗車人員:139人)からは考えられないくらい多くの人がここを訪れ、駅舎・列車の撮影をしていました。

そんな脇野田駅前には、「故長谷川八郎君之碑」と刻まれた大きな石碑が設置されていました。裏面の説明によりますとこの長谷川八郎氏は、この地における「農村振興 駅新設 道路開削 物貨集散」の功労者であるとのことで、1929年(昭和4年)7月8日に設置されたものだそうです。脇野田駅開業が93年前の1921年(大正10年)8月15日のことなので、開業後数年経ってから設置されたようです。駅新設に尽力したとのことですが、まさか後に新幹線の駅として移転するとは、流石に予想はつかなかったでしょうね(当時は新幹線なんて無いか・・・)。

ちなみに上越妙高駅は現在まだ新幹線の駅舎内部や駅前ロータリーなど工事が終了していないため、在来線移転後も工事は継続するようです。とはいえ、駅舎の外側部分はおおむね完成しているので、あと一息といったところでしょうか。既に”上越妙高駅”の駅名も表示されています。

そして気になるのは工事中のロータリーにあったこれ。何かの土台のように見えますが、新たなモニュメントでも設置するのでしょうか?気になるのだが、第三セクターへ移管したらもうこの地はたぶん訪れんぞ・・・
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- 2014/10/13(月) 17:12:51|
- 駅前モニュメント
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おかえりなさいませ☆
何事もなく、なによりでした☆
ここから特急「しらゆき」が出るのですか…
歴史を紐解くと「しらゆき」の名前は、長く金沢ー青森の急行列車に使われていたそうです。
もし予定通り「新上越」として在来線非接続で開業していたら、この「しらゆき」の始発駅も変わっていたのかと思うと、なかなか複雑な思いですね…☆
- 2014/10/13(月) 21:48:59 |
- URL |
- Michiru #-
- [ 編集 ]
> おかえりなさいませ☆
> 何事もなく、なによりでした☆
>
> ここから特急「しらゆき」が出るのですか…
> 歴史を紐解くと「しらゆき」の名前は、長く金沢ー青森の急行列車に使われていたそうです。
>
> もし予定通り「新上越」として在来線非接続で開業していたら、この「しらゆき」の始発駅も変わっていたのかと思うと、なかなか複雑な思いですね…☆
こんばんは。
我が家のほうは今頃になって風が強くなってきました。
絶妙なタイミングで帰ってこれたので、自分の強運ぶりにちょっとビビッています。
在来線非接続の駅で開業していたら、上越市は新幹線開業によるメリットが
何一つないようなことになったかもしれませんね。
在来線に乗り継ぎもできず、人口の多い直江津・高田からは外れ、
在来線は第三セクターへ移管してJRは直江津から東だけ・・・
上越妙高駅に通すのも良いとは思えませんが、
最悪の事態は招かずに済んだといえるかもしれませんね。
(それでもやっぱり中途半端な感じが強いですが・・・)
- 2014/10/13(月) 22:34:30 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]
> 台風の被害なく帰宅できて
> よかったですね。
> それにしても
> 台座が気になります。
> なにをのせる予定なんでしょ?
> ぜひ続報をお待ちしています。
こんばんは。
続報ですかー・・・
この区間は第三セクターに移管してしまうので、
JR乗り放題の「青春18きっぷ」「秋の乗り放題パス」では
来れなくなってしまうんですよね。
新幹線なんて高価な乗り物は私は使えないので、
何か都合のいい切符が販売されたら続報できるかなと思います・・・
- 2014/10/14(火) 21:16:16 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]
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- 2014/10/14(火) 09:19:03 |
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