今回は岩手県の最大拠点である、盛岡駅前のモニュメントを紹介します。

まずは東口駅前にあるものから紹介します。一つ目は旧五千円札の肖像画でおなじみの、新渡戸稲造氏の胸像です。今時の若い子はもう新渡戸先生の五千円札なんて知らないのかしら?ちなみに私の手元には2枚、大蔵省印刷局製造の新渡戸先生肖像画の旧五千円札が残っています。なお、ここに胸像が設置されている理由は簡単で、新渡戸氏の出身地がここ盛岡であるからです。ちなみにこの像の寄贈者は、台湾の実業家・許文龍氏とのこと。海外の個人から寄贈された駅前モニュメントというのも珍しいと思います。

続いては「ふるさとの 山に向かひて 言うことなし ふるさとの山は ありがたきかな」という、石川啄木によって詠まれた五七五七七の短歌です。石川啄木も出身が盛岡市であり、この歌に詠まれている山というのも、近くの”岩手山”のことを指しているようです。石川啄木の歌碑や銅像は結構あちこちにあるのですが、地元である盛岡にもちゃんと設置されていると言うのが良いですよね。

次は駅前にある滝のところに、滝登りをしている魚の石像が置かれていたので撮影しました。芸が細かいですね。岩手県は渓流とかがけっこうあるので、川魚もいろいろな種類のものがいそうです。

次はところ変わって西口にあるモニュメントです。タイトルは「清流の流れるまち、盛岡をいつまでも守ろう」という、スローガンのようなタイトルのモニュメントです。最初遠くから見たときは木をステンレスで表現しているのかなと思ったのですが、実際には市内を流れる北上川とその支流を表現しているとのことです。また画像からはわかりにくいのですが、モニュメントの台座は盛岡市の形になっているというのも特徴です。面白いデザインのモニュメントなのですが、基本を考えたのは地元の小中学生というのだから凄いもんです。子供の頃にデザインしたものが、県一番の規模の駅前に置かれたら、大人になってからも自慢できるでしょうね。
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- 2014/12/02(火) 20:00:00|
- 駅前モニュメント
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カタばみさん こんにちは。
急に冷え込んできましたが
お風邪など引かれてませんか。
そういえば 若い方は
新渡戸さんのお札知らないかも…なんですね。
なんか 時代を感じてしまいました(^^ゞ
ちなみに 私も記念として1枚だけ
旧五千円札持っています(笑)
最後の西口のモニュメントは
説明がなければ 木だと信じて疑ってない事と思います
(〃 ̄ω ̄〃ゞ
川でしたか…なんと斬新な~と思ってたら
デザインの基本が 地元の小中学生
すごいなぁ…とこちらにも驚きました。
- 2014/12/05(金) 15:41:22 |
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- みけ #-
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> カタばみさん こんにちは。
> 急に冷え込んできましたが
> お風邪など引かれてませんか。
>
> そういえば 若い方は
> 新渡戸さんのお札知らないかも…なんですね。
> なんか 時代を感じてしまいました(^^ゞ
> ちなみに 私も記念として1枚だけ
> 旧五千円札持っています(笑)
>
> 最後の西口のモニュメントは
> 説明がなければ 木だと信じて疑ってない事と思います
> (〃 ̄ω ̄〃ゞ
> 川でしたか…なんと斬新な~と思ってたら
> デザインの基本が 地元の小中学生
> すごいなぁ…とこちらにも驚きました。
こんばんは。
旧五千円札に限らず、旧千円札、旧壱万円札、弐千円札を、
すべてピン札で持っています。
使わずに今後も保管する予定です。
最後のはやっぱり木に見えますよねぇ。
でも川と言われれば納得してしまいます。
- 2014/12/05(金) 21:04:54 |
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- カタばみ #-
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