今回は北海道の手前である青森県東津軽郡外ヶ浜町の、JR津軽線蟹田駅前のモニュメントを紹介します。ここから先、北海道の木古内駅までは普通列車が運転されていないため、乗車券だけで特急の自由席車両に乗車できます(とはいえ、木古内から先の普通列車の接続はほとんどの場合、あまりよくありませんが・・・)。

まずは「はじまりは 風がめくった 一ページ」という川柳が書かれた石碑です。これは第十回風のまち川柳大賞に選ばれた作品とのことです。ちなみに「風のまち」の由来は、太宰治の小説「津軽」にて「蟹田ってのは風の町だね」というフレーズが書かれたところにあるそうで、駅のホームにはそのフレーズが書かれたボードが設置されています。ちなみにこの川柳を詠んだ方は山口県下関市の方で、文字を書かれたのは東京都中野区の方のようです。地元の方じゃないんですね~・・・

次は休憩所前の観音像です。訪問したのは日の長い夏だったのですが、時間は19時前だったので既に空は薄暗いので、観音像はライトアップされていました。ちなみに観音像の下には、「世界の幸福と子供達に慈しみを」と書かれています(なんか文法変かな・・・?)。この観音像自体外ヶ浜町の平和宣言に基づいているもののようなので、このような一節が書かれているのでしょうかね。

次は駅舎前の植え込みにある、ライオンズクラブが設置した灯台の形の時計台です。はい、あくまでも灯台です。「でっかい」とか書かれていますけど、灯台の形ですからね。
・・・いや、どー見てもこの形は金山神社に祀られているようなアレを表現しているだろ・・・ ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
おまけ。駅待合室に設置されている、「津軽蟹夫」観光駅長の駅長室です。事務デスクや応接スペースなど、結構作りこまれているところが面白いです。もともとここにはこのあたりの特産品であるトゲクリガニが初代観光駅長として住んでいたのですが、2013年3月31日に勇退し、この「津軽蟹夫」に後をゆずったのです。ちなみに初代駅長はその後、陸奥湾に戻されたそうな。
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- 2015/02/24(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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こんばんは☆
青春18きっぷを使う若い旅行者たち(わたしもまだ若いつもりですけれど☆)にとって、この蟹田は、はからずも途中下車した駅ベスト5に入るかと思います…☆
でも待合室でお年寄りのお話を聞けば、津軽弁をふんだんに聞く事が出来ます☆
木古内へ行っても、それほど言葉が変わらないのですよね…北海道の浜言葉は、東北の方言がベースですから☆
さて、そろそろ新幹線夜行列車運行要請の運動でもするとしますか…☆
- 2015/02/25(水) 22:21:16 |
- URL |
- Michiru #-
- [ 編集 ]
> こんばんは☆
>
> 青春18きっぷを使う若い旅行者たち(わたしもまだ若いつもりですけれど☆)にとって、この蟹田は、はからずも途中下車した駅ベスト5に入るかと思います…☆
>
> でも待合室でお年寄りのお話を聞けば、津軽弁をふんだんに聞く事が出来ます☆
>
> 木古内へ行っても、それほど言葉が変わらないのですよね…北海道の浜言葉は、東北の方言がベースですから☆
>
> さて、そろそろ新幹線夜行列車運行要請の運動でもするとしますか…☆
こんばんは。
確かに蟹田に降り立つ人は多いと思いますが、
ここの駅前は商業施設とかがあるわけでもないんですよね。
降りたは良いが、することがあまりないという感じになりそうです。
津軽弁と北海道の浜言葉の話は、
北海道最南端だけ江戸時代に松前藩が置かれていたことが関係あるのでしょうか?
確かにこのあたりはアイヌ語の地名が少ないような気がしますので・・・
- 2015/02/25(水) 23:12:21 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]
> 灯台の形の時計台
> おしゃれだわ~と思いながら
> カタばみさんの文を読んで
> 慌てて よ~く見てみると
> ほんとだ!
> 「でっかい」という文字が
> いい具合に 真ん中にどーんって(笑)
> 灯台の上の部分のデザインも
> 紛らわしさを 増幅させてるように思いました
> (^^ゞ
こんばんは。
この手のネタは本来私の大好物なんですけど、
いざ実際に遭遇したらなんか引いてしまいました。
同じように捉えて駅とか役所にクレームを言う人とかいないんですかね(笑)
- 2015/02/26(木) 20:59:28 |
- URL |
- カタばみ #-
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