
今回はJR紀勢本線・名松線、近鉄山田線が乗り入れる三重県松阪市の中心、松阪駅前のモニュメントを紹介します。松阪といえば牛ということで、西口ロータリーには牛の石柱が沢山設置されています。あ、そこ!”まつざかぎゅう”とか言っちゃダメですよ。”まつさかうし”です。

ここの西口ロータリーの中心部には「驛鈴」という鈴のモニュメントが設置されています。”驛”とつくので鉄道関連のものかと思いきや、全然違いました。説明によれば「驛鈴」とは地元松阪出身である江戸時代の国学者・本居宣長の所有していた「七古鈴」の一つである鈴であり、もともとは宣長の「源氏物語」の講釈を聴くために松阪を訪れた、石見国浜田藩主・松平康定から譲り受けたもののようです。松阪のシンボルとして知られているようですが、現在本物の驛鈴は隠岐の島の玉若酢命神社に所蔵されているそうです。

今度は東口、近鉄が改札を管理している方のロータリー中心部にある、これまた本居宣長の歌碑です。「よひのもり木高きかけに里人の 家居もしけく今そさかゆく」と書かれているようですが、これは市内魚町長谷川本家所蔵の肉筆色紙の文字をトレースして刻んでいるとのこと。歌碑の設置は1973年(昭和47年)とのことなので、結構良い状態で設置されているといえるでしょう。ただ・・・私は最初この歌碑を見ただけでは、なんて書いてあるのかわからなかったんですけどね(笑)
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- 2015/06/02(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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> しっかりと
> 「まつざかぎゅう」って
> 読んでしまいました(^^ゞ
> 「まつさかうし」?!なんですね…
>
> 本居宣長の歌碑が!
> でも 私もパッと見
> なんて書いてあるかわからずです(///ω///)
こんばんは。
「まつざかぎゅう」って読んじゃいかんですね~^^
同様に「秋田犬」も「あきたいぬ」って読むのに、
「あきたけん」ってよく言われますからね~。
気をつけないと詳しい人に指摘されそうな単語です。
- 2015/06/04(木) 21:55:45 |
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- カタばみ #-
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