今回はこんぴらさん参りでおなじみの、JR土讃線琴平駅前のモニュメントを紹介します。ボリュームがかなり大きいので2回に分けて紹介しようと思います。

まずはロータリーの端のほうに大きく聳え立っているこの像。新歌舞伎十八番の一つである”春興鏡獅子”を演じている像です。”春興鏡獅子”は、弥生という女性が踊りを披露している最中に、飾りの獅子頭を手にすると、獅子の精が乗り移ってしまうというお話です。この像が設置されている理由としましては、琴平の地に”旧金毘羅大芝居(金丸座)”という歴史ある芝居小屋があり、それのPRの一環としてのことと思われます。

また、この駅は金刀比羅宮のアクセス駅ということもあり、駅舎正面のには、道を挟むように左右に狛犬の石造が設置されています。

さらに狛犬の先の、ロータリー内部の道の両端には多くの灯篭が設置されており、まるで参道であるかのように整備されています。

また、ここには各地でもおなじみの町民憲章が設置されています。琴平駅は仲多度郡琴平町にあるのですが、私は昔から琴平と言う地名だけは知っていたので、”琴平市”という市があるのだとすっと思っていました。それが以外にも町だったので知ったときはちょっとびっくりしました。さらに予讃線と土讃線が分岐する
多度津が町で、多度津と琴平の間の
善通寺が市なもんですから、もうこのあたりどういう行政区画なのかさっぱり・・・(まぁ実際には面積が大きく関係しているんでしょうけどね)。
後半へ続く。
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- 2015/06/14(日) 16:00:00|
- 駅前モニュメント
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