前回に引き続き、JR土讃線琴平駅前のモニュメントを紹介します。ここの駅前広場には上のような石碑がありましたが、どこからどこまでが1992年(平成4年)に整備された部分なんでしょうかね。全部ではないはずです。

前回の記事の画像にも写り込んでいましたが、ここの駅前にはC58形蒸気機関車の動輪です。この琴平駅が、四国鉄道の始まりの場所であるため設置されているようです。C58形蒸気機関車は全国各地で使用されていた機関車で、現在も日本のあちこちで静態保存されており、ここの近くではJR四国の多度津工場に準鉄道記念物に指定されている333号機があります。動態保存としましては、秩父鉄道の「パレオエクスプレス」や、JR東日本盛岡支社の「SL銀河」が有名どころです。この動輪の供出元についての記述はありませんでしたが、四国を走っていた車両である可能性は高そうですね。

次は噴水のところにある彫刻です。特に名称など詳しい説明はありませんですが。見た感じ材質は石でしょうか?なんとなく旧石器時代の刃物のように見えるのは私だけでしょうか・・・。

次は駅舎の正面に構える「親切な青鬼くん」の石像です。「親切な青鬼くん」の石像は
高松駅にも設置されておりまして、詳しいことはそちらの記事に以前書いております。高松駅の像とは左手に持っているものが違うようで、こちらはうちわを持っています。あいも変わらず、像は青色ではないんですけどね(笑)。

次は最後になりますが、「順風」というタイトルのモニュメントです。一応説明みたいなものは設置されていたのですが、訪問時(2014年5月)のこの場所は草がボーボーだったので、ご覧の有様。なんとかタイトルだけは確認することができましたが、それ以外の文章については確認することができませんでした。近くにあった石碑には「五周年記念事業」「こんぴらラインオンズクラブ」と書かれていたので、同団体の同事業で設置されたものと思われます。順風ということですが、正直私がこれを最初に目にしたときは、歯車か水車か何かかなと思ってしまいました。順風だから風車?うーむ・・・。
とりあえず琴平駅のネタはここまで。この規模の駅前広場だけで、これだけ多くのモノがそろっているところも、他ではあまり無いかなと思いました。
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- 2015/06/16(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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> 親切な青鬼くん
> 気になったので 早速高松駅の記事に
> お邪魔してきました
>
> 「泣いた赤鬼」の青鬼がモデルなんですね。
> 私は 子供の頃から
> この話に滅法弱くて…(^^ゞ
> 大人になった今でも
> この話を聞くと 涙腺が緩んでしまいます
> なので一番好きで 一番きらいな童話と言う…(笑)
こんばんは。
この青鬼くんは「泣いた赤鬼」の続きの話になっていますが、
「捨てる神あれば拾う神もある」というような話に近いかなと思います。
善い行いをすれば報われる、そんなことが当然の世の中になってもらいたいものです。
- 2015/06/17(水) 21:47:36 |
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- カタばみ #-
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