以前紹介した
JR信越本線の黒姫駅にある俳階の碑に続き、今回は短歌に関連するものをご紹介。

小田急小田原線狛江駅前にある少女の像です。下を向いていますが、これには理由があります。この像の横に説明書きがあったのですが、これは日本で確認されている最も古い和歌集である『万葉集』に収録されていた東歌「多摩川の さらす手作り さらさらに 何ぞこの児の ここだかなしき」をイメージして作られたみたいです。この歌は多摩川に近い世田谷区民は小学校か中学校のときに、やたら授業で扱われます(経験者(オレ)談)。ということで、下を向いているのは川の水面を見つめているんだとか。ちなみに多摩川の最寄り駅は一つ小田原よりの和泉多摩川駅になります。
狛江駅は東京都狛江市の中心駅で、区間準急以外の優等列車こそ停車しませんが利用客はそこそこいます。この像のある北口側にはロータリーがあり、バスも乗り入れます。そんなロータリーにはもう一つモニュメントがあります。

「狛江第一小学校跡地」と書かれています。狛江市立狛江第一小学校は現存しており、この駅より500mくらい北のところにあります。学校が廃校になったので石碑を建てましたというのならなんとなくわかるんですが、なぜ移転した跡地に石碑を建てたんでしょうかね。このあたりにタイムカプセルとか埋まってるんでしょうか(笑)
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- 2012/09/27(木) 22:04:30|
- 駅前モニュメント
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