今回は東武東上線の鶴ヶ島駅前のモニュメントを紹介します。この駅は橋上駅舎で東口と西口がありますが、モニュメントは西口のロータリーのみにあります。

まずは駅を出て正面、ロータリー内部にある「和」というタイトルの、女性のブロンズ像です。同じく漢字で「和」と書く像は、
JR取手駅にもありましたが、あちらは読み方は”NAGOMI”でした。こちらは読み方の記述はありませんでしたが、普通に考えれば”wa”でしょうかね(女性が腕で作っているのは”輪”ですけど・・・)。ちなみに作者は地元埼玉県出身で、東京学芸大学の名誉教授を務められた、彫刻家の橋本次郎氏であり、1987年の作品とのことです。

続きましてロータリーの反対側、駅前通沿いにある「仰」という、手で何かを指差している男性の銅像です。こちらも作者は「和」と同じ橋本氏で、設置年もおなじです。おそらく2体の銅像は、ロータリーの端と端で対になっているのでしょう。ちなみにこの男性、なぜか上半身だけ裸になっています。というか、褌か何かで前だけ隠しているような感じですね。

続きましては駅舎の階段を降りたところにある、鶴ヶ島市民憲章です。鶴ヶ島駅は鶴ヶ島市の代表の駅であるものの、鶴ヶ島市の市役所は鉄道からは離れたところにあります。駅としては隣の
若葉駅や、越生線一本松駅の方が近いようです。ちなみにここには・・・

なんと川越市民憲章もあるのです。隣の若葉駅も駅の敷地が鶴ヶ島市と坂戸市に分かれている(所在は坂戸市で登録)のですが、こちらも鶴ヶ島市と川越市に分かれているのです。ですから、川越市域内となる駅舎の階段の下には、川越市民憲章があるのです。2つの市民憲章の距離は10mくらいしかないんじゃないかな・・・。ちなみにこれで確実にいえることは、丸々鶴ヶ島市内にある駅は一本松駅だけということですかね。
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- 2015/07/07(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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