
今回はJR山陽本線の終点である、福岡県北九州市の門司駅前のモニュメントを紹介します。駅前ではありませんが、駅のホームを降り立って階段を上がると、改札口で門司区のマスコットキャラクターである「
じーも」がお出迎えしてくれました。どうやらこの子は海坊主の末裔らしいです。当然ながら
今年のゆるキャラグランプリにもエントリーしていますので、気に入った方はどうぞ。

今回紹介するのは南口ロータリーにある「ようこそ門司へ」と刻まれた大きな石碑です。本州から鉄道に乗ってやってくると、九州で最初に停車する駅は今も昔もこの門司駅なので、「ようこそ」という言葉がぴったりですね。ちなみにここには関門トンネル開通以前から九州鉄道(現・鹿児島本線)の大里駅があり、トンネル開通に伴う山陽本線乗り入れの直前に駅名が”門司”に変わりました。従いまして、もともと門司の市街地はトンネル開通前の玄関であった門司港駅を中心に広がっているようです。

ちなみにこの石碑は「ようこそ」と歓迎しているだけの意味だけをもつものではありませんでした。裏には他の駅などでも見られる市民憲章が記載されていました。設置年は1983年(昭和58年)9月13日ということですが、北九州市発足は1963年(昭和38年)なので、丁度20周年の年に設置されたことになりますね。
(ここだけの話、数年前まで北九州市は平成に入ってからできたものだと思っていました・・・。だって市の名前が最近っぽいんだもの・・・)
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- 2015/08/30(日) 16:00:00|
- 駅前モニュメント
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