前回の記事に引き続き、横川駅前のモニュメントを紹介します。え、あれ以上あるのかって?いやいや・・・

今度こそ「峠の釜めし」の方です。ということで今回は群馬県安中市のJR信越本線横川(よこかわ)駅のモニュメントになります。JR信越本線はかつてはこの駅から碓氷峠を越えて軽井沢に至っていましたが、北陸新幹線(長野新幹線)開業時にこの区間が廃止となりバス代替となったため、信越本線は一旦ここを終点とするようになっています。

峠越えや駅弁が有名だった横川駅ですが、もともと町外れに位置していることもあり、駅舎はもともと小さく、駅前も現在では比較的閑散としています。そんな横川駅の駅舎の前には、碓氷峠越えの際に補助機関車として使用されていたEF63形電気機関車3号機の動輪が設置されています。蒸気機関車の動輪ならば、日本全国あちこちにあり、同じ信越本線でも先の
直江津駅や
新津駅の前にも設置されています。しかし電気機関車の動輪が設置されているのを見るのは、私としてはここがはじめてでした。とはいえ、やはり碓氷峠といえば補助機関車のイメージが強いので、この動輪が設置されているのは納得できますね。ちなみに驚きだったのは、説明のところに書かれていた「株式会社 荻野屋所有」の文字です。こんなところまで荻野屋の力が及んでいるとは、おそるべし峠の釜めし・・・

ちなみに種車のEF63形ですが、多くの車両が各地に保存されており、中でも横川駅の線路の先に開設されている「
碓氷峠鉄道文化むら」では4機が動態保存されています。そしてこの機関車は1日講習を受けて修了試験に合格すると自分の手で運転することができるのです。私も一度はやってみたいと思っていますが、果たしていつになることやら・・・このままやらずにズルズルいきいそうです(笑)。
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- 2015/09/04(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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こんばんは。私も7月に行った時に見ましたが、本当にびっくりしました。まさか駅弁屋が動輪を所有しているとは…。でも、荻野屋さんだからこその為せる業なのかもしれません。
碓氷峠鉄道文化むらのEF63の運転講習は私も前から気にはなっているのですが、結局受けずじまいで今日に至ってしまってます(笑)。
- 2015/09/04(金) 22:30:56 |
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- あいあんさいど #-
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> こんばんは。私も7月に行った時に見ましたが、本当にびっくりしました。まさか駅弁屋が動輪を所有しているとは…。でも、荻野屋さんだからこその為せる業なのかもしれません。
>
> 碓氷峠鉄道文化むらのEF63の運転講習は私も前から気にはなっているのですが、結局受けずじまいで今日に至ってしまってます(笑)。
こんばんは。
釜飯御殿ならぬ釜飯動輪ですね(意味不明w)
今では高速のSAなど販路が昔よりかなり増えているので、
廃車体の動輪1つくらいそんなに大きな出費になっていないのかもしれませんね。
運転講習は受ける前に、1日をそれに丸々当てられるかという
別の課題(やる気の問題?)もあるんですよね(笑)
- 2015/09/04(金) 23:45:39 |
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- カタばみ #-
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