さて今は1月なのですが、今の時期百人一首で遊ぶ人もいるはず。ちなみに私は高校時代「40枚以上とったら名前が載るよ」といわれていた百人一首大会で、40枚以上の人が少なくて39枚ながら名前が載ったことがあります。そんな百人一首にこんな句があったのを覚えています。
「田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士のたかねに 雪は降りつつ」 山部赤人

ということで今回は「田子の浦」からのネタを。JR東海道本線東田子の浦駅前にあるモニュメントを紹介します。ちなみにこの場所は静岡県富士市になりますが、1966年(昭和41年)までは吉原市でした。ここの駅前には上の画像の「東田子浦驛開設記念碑」が設置されています。他の駅でも良く見かける解字がかかれたものですが、駅自体の開業は戦後の1949年(昭和24年)ですし、碑文にも「昭和三十三年」の記述がありますので、そんなに古くないものであることがわかります。なお、題字は当時の吉原市長であった金子彦太郎氏とのことです。
なお碑文は他の駅の開設記念碑などと同様、開設までの経緯や関係者への畏敬の念が記述されています。この駅の場合は駅のすぐそばにある増田衣料工業等複数の会社の経営や、旧吉原市の教育委員長を歴任されていた増田貞蔵氏や、元代議士の加藤雄一氏らの私財の寄付や不断の努力によって、着工から半年で旅客営業を開始したようです。
百人一首舞台巡り・・・してみたいような・・・めんどくさいような・・・
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- 2016/01/17(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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こんにちは。
誤記のご指摘および貴重な情報提をいただきまして、
誠にありがとうございました。
記事は訂正をさせていただきました。
ご確認いただけると幸いです。何卒、宜しくお願い申し上げます。
- 2019/07/07(日) 13:48:26 |
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- カタばみ #-
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