冬のうちに出しておきたいネタは早めに出しとこうかな・・・

今回はJR東北本線黒田原駅前のモニュメントを紹介します。上の画像は駅舎内にあったのですが、”くろだはら”だから”だっぱら”ですか・・・。ちなみにこの駅は栃木県那須郡那須町の中心部にある駅で、管轄は大宮支社となっています。しかしやってくる列車は全て仙台支社の車両であり、上りは全て黒磯止まりですが、下りは最も遠くて仙台まで直通する列車があります。

そんな黒田原駅前には・・・え、トナカイ?いや、トナカイはサンタの衣装は着ないでしょう!馬の像ですよ。訪問したのが年末だったのでサンタの衣装を着せられたままになっていました。さて、この馬ですが、名前は「那須駒」という馬であり、それについては説明板が用意されていました。それによれば「那須駒」というのはこの地域の馬市場で取引された馬のことを指すそうで、この黒田原駅北側には明治時代から昭和中期まで馬市場があり、そこで取引されていた馬が「那須駒」と呼ばれていたのだそうです。ちなみにここでは農耕馬を中心に良馬が取引されていたため、出馬頭数は全国二位だったこともあるとのこと。ちなみに像が金色に塗られている理由はわかりません。金色の馬といえば随分前に
京王府中競馬正門前駅の「アハルテケ」像を紹介していますが、それとは関係ないと思われます。

ちなみに像の隣にはこんな看板が。最近流行りのゆるキャラ?萌えキャラ?でしょうか。2010年11月3日に誕生した、那須駒の「クロロ」と世話人である女子中学生の「ゆめな」という、黒田原地域のイメージキャラクターだそうです。デザインは那須塩原市のイラストレーター・吉川雅之氏であり、地元のパンフレットや地場産品などで使用されているようです。
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- 2016/01/24(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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