熊本電気鉄道の公式ニュースによれば、
以前このブログでも紹介した「青ガエル」こと元東急5000系の5101A号が、来月の14日に現役を引退するそうです。これで各地に散らばっていった旧5000系は全てが引退することになります。なお、熊本電気鉄道はこの車両を北熊本駅の車庫にて保存することを同時に発表しています。
ということで今回は青ガエルが乗入れる、JR・熊電上熊本駅前のモニュメントを紹介します。ちなみに訪問したのは青ガエルの記事のときと同じなので、もう3年前になるんですね・・・

モニュメントはJRの駅舎から見て、駅前交差点の対角線上の位置(市電の駅舎の向かい)に設置されています。まず一つ目は「若き日の漱石」と題された、夏目漱石の銅像です。説明板も隣に設置されていましたが、それによれば夏目漱石が旧制第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として赴任したのはこの熊本県で、1896年(明治29年)に熊本にやってきて降り立った駅というのがこの上熊本駅なのだそうです。この銅像はその漱石の来熊100年を記念して、1996年(平成8年)に設置されたものとのことです。漱石の教師時代の経験から執筆された「坊っちゃん」の舞台が愛媛県だったので、漱石の教師時代=愛媛県というイメージが強かったのですが、熊本でも教師をしていたんですね。

次は銅像と同じ島に設置されている石灯篭と地蔵です。え?本当にこれ地蔵なのって?・・・正面から撮影するのを忘れました!思いっきり後ろから撮影してしまっていますが、確かに地蔵です。というか、目が悪いのと陰で暗くなっているのが重なって、これが前面だと思っていました。石灯篭の方は他所で見るものと比べると、大分細いものですね。でも飾りっぽさはなく、実際に使われていたもののようにも見えます。
ということで青ガエル引退まであと半月。見に行きたいけど流石に遠いな~・・・
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- 2016/01/31(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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