四国へ行った最大の目的は、実はJR予土線で運転されている”ホビートレイン”に乗車することでした。

予土線は愛媛県宇和島市の北宇和島駅と高知県高岡郡四万十町の若井駅を結ぶ路線ですが、実際にはそれぞれ1駅隣の駅まで乗入れて宇和島~窪川で運転されています。山間部を走行するということもあって利用者も少なく、一部を除いて小型気動車のキハ32形によって運転されてきました。JR四国はこの路線に観光客を呼び寄せるために、キハ32形2両を、模型等を車内に展示する”ホビートレイン”に改造して、通常ダイヤの普通列車を運転するようにしているのです。私が乗車したのは元日でしたが、通常通りホビートレインの車両は運用に充当されていました。

まず最初に、北宇和島から江川崎まで乗車したのは、模型・フィギュアの製造・販売を行っている
海洋堂の製品を展示した、「海洋堂ホビートレイン」です。海洋堂は会社こそ大阪ですが、予土線沿線に
海洋堂シマントミュージアムビレッジを設置しており、土佐大正駅などがアクセス駅となっています。

車内のショーウィンドウにはご覧の通り海洋堂の模型やフィギュアが展示されています(左下すげー・・・)。高知県を走るということもあって、海洋堂ホビー館四万十のキャラクター「
うまのすけっぴ」や高知県のゆる?キャラである「
カツオ人間」のフィギュアもありますね。あと、左上段には隠れてしまっていますが、
乗車した前日に視聴率で惨敗したNHKの
どーもくんもおります。
そして江川崎に到着し、反対側にやってきたのが・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
登場時にはあちこちで報道されていましたが、ついにJR四国初の新幹線(笑)である「鉄道ホビートレイン」をお目にかかることが出来ました。江川崎では時間がなかったのですが、途中の吉野生で長時間停車(トイレ休憩?)があったため、じっくりと撮影しました。う~ん、すばらしい(笑)

車内のショーウィンドウには、四国に縁のある車両の鉄道模型が展示されています。多くが153系など国鉄時代の車両ですが、1つだけJR四国の5000系(マリンライナーの編成)がありますね。また、この他車内には実際に0系新幹線で使用されていた座席が、一部のロングシートを撤去して設置されていました(先客がいたので撮影は出来ませんでした)。

さらに、車内の運賃表示機の下部には東海道新幹線開業時の駅の名前が書かれていました。折角なので各駅からの運賃を表示していたら面白かったかも(笑)
ちなみに予土線にはこの他、臨時列車として運転されるキハ54形の「
しまんトロッコ」もありますが、冬季は流石にトロッコは寒いからか、今シーズンの運転は終了しています。なお、この3つの車両は「
予土線3兄弟」として扱われており、全ての車両に乗車するモデルコースも宣伝されています。そんなおもしろ車両に乗ってみたい方は、ぜひ行ってみてください。
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- 2016/02/02(火) 18:00:00|
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