山形へ行ったということで、今回はこんなモノをご紹介。
「峠の茶屋」さんの「峠の力餅」という大福です。大きさは少し小さいので「中福」と言ったところでしょうか。この饅頭はJR奥羽本線の峠駅で購入することができます。峠駅は駅員こそいない無人駅ですが、列車到着時間帯になると駅弁売りのかごのようなものを首から提げた売り子がやってきて「ちか~らも~ち~」と叫びながら販売します。ここに止まる列車は719系5000番台だけなのですが、この車両は1編成で側面の窓が片側4箇所しか開きません。ですので購入する人は半自動ドアを開けて購入することになります。無人駅ゆえ停車時間が短いため、客も売り子も急いで購入・販売します。ちなみにもともと峠駅はスイッチバック構造で、長時間列車が停車する駅だったため、売り子も今より急がずに販売することができたみたいです。
峠駅は無人駅なんで当然普通列車しか停車しません。福島-米沢は、新幹線の「つばさ」号の自由席に立ち客が出るほどの乗車率ではありますが、普通列車は福島-庭坂の区間運転を除き、6往復しかありません。そのうちの上下3列車の到着時間帯(8時台~18時台)に売り子がやってくるようです。それ以外の列車到着時は、基本的に売り子はやってきませんが、事前に「峠の茶屋」に連絡をすることで製品を受け取ることも不可能ではないようです。
ちなみにこの「峠の力餅」は10個で1000円です。お札1枚出せば買えるので、短い停車時間を考えての値段でしょう。さすがに饅頭10個を1日で食べることはできず、私は2日に分けて食べました。味もそこら辺のコンビニで売っている割と長期保存可能な大福よりも、自然な味がしました。
「峠の力餅」は8個入りとかもあり、「峠の茶屋」へFAXで注文すると買えるらしいです。新幹線の車内や米沢駅でも販売しているらしいですが、それは暖簾分けした別の業者が作っているものらしく、オリジナルはこの峠駅で購入できるものの方なんだそうです。
スポンサーサイト
- 2012/10/18(木) 23:46:24|
- 食いもん
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
> こんばんは。
> 峠の力餅 美味しそうですね
> 一個 食べたら あとを引きそうですね。
こんにちは。
実際これを購入したときは昼食を食べた後で、
「まぁ、1~2個食べてみるか」という気で開けたのですが、
かなりあとを引き、結局5個くらい連続で食べました。
- 2012/10/21(日) 11:51:52 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]