以前の記事でも紹介しましたが、昨日(10月21日)に京急線のダイヤ改正が行われ、平和島-六郷土手・糀谷の高架化切り替えが終了しました。これに伴いまして、京急線の都内の地上区間は北品川駅周辺と、空港線の糀谷-大鳥居の一部、穴守稲荷駅前後の3箇所のみとなってしまいました。

今回は高架化切り替え1週間前に撮影した画像とともに、(早速)地上時代を振り返ります。今回もISOを上げたため粒状性が粗くなっていますが、ご了承ください。
まず左側の画像は京急蒲田駅を出てすぐのところにある、空港線と国道15号線(第一京浜)が交差する踏切です。ここはまだ空港線が本格的に空港客輸送を始めていなかったころから設置されており、用地の確保が難しいことから単線のままになっていました。高架化工事前はこの踏切の糀谷よりのところで下り列車の交換を待つ上り列車を見ることもできました。正月に開催される箱根駅伝ではこの踏切が足止め、転倒などが起こる名所になっていましたが、今後はそれも見れなくなります(それと同時に、京急線の箱根駅伝臨時ダイヤも見られなくなります)。
右側の画像は京急蒲田駅北側にある本線の踏切です。ここも高架化により消滅しました。ここは道路幅が広く、遮断棒も多く設置されていて、大通りの踏切のようになっていました。個人的にはここも結構なじみのある踏切だったので、無くなるのは少し寂しいですね。あと、画像に映っている北総車のエアポート急行ですが、都心直通のエアポート急行が日中廃止されてしまったため、これも朝夕のみ見られる列車になってしまいました。天空橋、穴守稲荷、大鳥居、糀谷の各駅利用者は都心に一本で出られないなんて、不便になっちゃいましたね。
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- 2012/10/22(月) 22:42:00|
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