また会津関係に戻ります。今回の旅では東武の「
ゆったり会津 東武フリーパス」という企画切符を使用しました。この切符はフリーエリアの広さによって値段が変わるのですが、私は一番広い喜多方までのものを購入。また、フリーエリアの入り口となる下今市駅までは、往復の乗車券も込みとなっています。

そんなこんなで私は浅草から朝の快速列車に乗車しました。自宅からのアクセスならば北千住の方が楽なのですが、北千住からだと着席が不可となる可能性があったので、わざわざ浅草から乗ることにしたのです。結果としてこれは良い選択であり、北千住からは車内が栃木辺りまでまで立ち客が出る程の混雑となっていました。そんなこんなで私が乗り通して降り立ったのは、日光市にある鬼怒川線の大桑駅でした。この駅は鬼怒川線の駅の中でも小規模な駅であり、乗車券は駅前の個人商店で購入する簡易委託駅となっています。多分、浅草から乗ってここで降りたのは私だけだったでしょうね。

この駅は線路の西側に駅舎があるのですが、東側にも跨線橋の入り口があります。そこのすぐそばには「今市市立豊岡中学校 ここにありき」と刻まれた石碑が設置されていました。今市市は日光市と合併する前のここの市の名前ですが、「豊岡中学校」というのは、現在も1km程南のところに実在する学校であります。つまり、この石碑はかつてここに学校があったことを記す(石碑では”先人達の功績を讃え後世に伝える”)ために設置されたものなのです。なお同様のものは
小田急狛江駅や
京王千歳烏山駅の前にもありました。今回のこの石碑の裏面には移転までの系譜がと、当時の在校生数や面積などが記されていました。ちなみにこの石碑のすぐ横は運動公園になっているのですが、学校の運動場を転用したのでしょうかね。
ちなみに大桑と聞いて、
うつぼが買える
某スーパーマーケットを思い出した人は、私だけではないはず・・・
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- 2016/05/29(日) 16:00:00|
- 駅前モニュメント
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