もういっちょモニュメントを。今日から7月ということで、7という数字に関係するところを取り上げます・・・まぁ、駅名に入っているだけですが。

今回紹介する場所は、福島県会津若松市のJR只見線七日町(なぬかまち)駅前に設置されている、七日町駅開設記念碑です。七日町駅は所属路線こそ只見線ですが、実際に停車する列車は西若松から乗り入れる会津鉄道の列車の方が多いです。また、郡山方面からやってきたSL列車がこの駅まで運転されていたこともあります(多分機回しや会津若松駅側線への入庫の関係でだったのでしょうね)。
開設記念碑ということで碑文には開設までの経緯が書かれているのですが、これまた相当がんばって書かれています(笑)。あんまり長いので読む気にならない(笑)。ちなみに七日町駅は両隣の会津若松、西若松よりも開設は遅いものの、1934年(昭和9年)には開業しています。しかし碑文の最後には「昭和三十七年十二月五日」と書かれているので、記念碑の設置は実際には開設から28年経ってからのことだったようです(開設記念・・・になるのかな?)。なお、この碑文には「会津若松中央駅として名実共に大いに発展されんことを念願して・・・」と書かれているのですが、確かにこの駅は会津若松市役所のある市の中心地区の最寄り駅です。しかし実際に玄関となる駅は今でも隣の会津若松であり、この駅は1面1線の無人駅のままなので、名実共にというのはなかなか実現しなかったようです・・・。
ちなみにこの駅の駅舎には「駅cafe」という観光客向けの喫茶店兼民芸品店が入店しており、市内循環バス「ハイカラさん」もここの駅前に停車します。この店が出来る前は駅は荒れ放題だったとか・・・
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- 2016/07/01(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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