もうちょっと北海道から。今回は
前回の記事と同じ千歳線の、恵庭市にある恵み野駅前のモニュメントを紹介します。

モニュメントは全て東口に設置されています。まず1つ目は「恵み野」と文字で表現された石碑です。石碑と言っても石を彫ったものではなく、アスファルトのように石・砂を固めたものになっています(それを石碑と読んでいいのかは定かではありませんが・・・)。ちなみに「恵み野」というのはここの駅名だけではなく、地名にもなっています。もともとこの辺りは「恵庭ニュータウン恵み野」として開発されていた場所であり、当初は駅の設置予定は無かったようで、第一次計画が竣工して入居が始まってから駅が開業しているようです。

そんなタイミングで開業した恵み野駅の橋上駅舎下には、石製の駅名標も設置されています。「昭和57年3月開駅」と書かれているので、今から34年前に開業したことになりますが、当時はまだ国鉄民営化であったため、上部には「日本国有鉄道」の文字が刻まれています。なお、この駅が開業した当時には、同じ北海道にあった天北線に、同じ読みの恵野仮乗降場(国鉄民営化後は駅に昇格)があり、天北線廃止の1989年(平成元年)までの7年間、道内に同じ読みの駅が混在していたようです。ちなみに駅開業後の恵み野駅周辺は、開発がどんどん進められるようになり、結果として現在は隣の島松駅よりも大幅に利用者が多い駅になっているようです。

駅名・地名のものだけではなんだか物足りなかったので、噴水にあった謎の造形の噴水口をご紹介。知恵の輪とは違いますが、C型のものが何個かあり、そこの複数の小さな穴から水が出るようになっています。説明などは一切無いのですが、デザイン性が非常に高いもののように思えましたね。
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- 2016/07/15(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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