今回は千葉県市川市にある、京成本線菅野駅前のモニュメントを紹介します。菅野駅は普通のみ停車の小さな駅であり、周りは住宅街となっています。駅前に通じる道も路地のような細い道だけであり、利用者もそんなに多くないようです。

駅前の一角に、しっかりと周りも整備された石碑が設置されていました。

メインの石碑の題字には「瀬戸彦八頌徳碑」と書かれているようです。端にある石柱には、「西平田市川新田道」「菅野停車場設置紀念」と刻まれています。ちなみに平田というのは京成線の線路の南側の地名で、新田はその西隣の地名です。駅前のこの道がそこに通じるのでしょうか・・・と言いたいところですが、この道を南に進むと平田の区域内で千葉街道(国道14号線)にぶつかります。新田には結局届かないんですよね。
本題に戻りますが、瀬戸彦八という人物について周辺に説明が無かったので、少し調べてみたのですが、この地域での果樹栽培の功労者なのだそうです。どうやらこの菅野駅設置のために尽力した人物ということで、停車場設置記念に功績を讃えるべく石碑が設置されたのでしょうね。同じように果樹栽培と駅設置の功労者として石碑が設置された例は、愛媛県松山市の
JR予讃線浅海駅にもありました。ちなみに市川市で栽培される果樹は、隣の船橋と同様梨が有名なようです。

足元のところには設置会社か何かの石碑がありましたが、合資会社 竹・・・草がいっぱいで下が読めねぇ・・・
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- 2016/08/02(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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