約束どおり、東北から少し離れましょう。ということで今回は東北よりも更に北である、北海道室蘭市のJR室蘭本線本輪西駅前のモニュメントを紹介します。この駅は工業地帯にある無人駅であり、2年前までは北海道でも有数の貨物駅として利用されていたようです。しかし今では貨物の取り扱いは終了してしまったため、広い側線が寂しさを醸し出しています。

ここの駅前にはこぢんまりとしたロータリーがあり、その中央に木が植えられているのですが、その木の足元に「安全塔」とかかれた石碑が設置されています。「昭和四十年五月二十二日」と書かれているので、50年近く設置されていることになります。よく道路を歩いていると、交通安全と書かれた石碑が設置されていますが、それと同じようなものですかね。駅前にあっても違和感は無いのですが、個人的にはあまり見かけることはありませんでした。というのも、駅前の場合は
名鉄河和線上ゲ駅や
JR八戸線鮫駅、
JR土讃線薊野駅などのように、地蔵などの石像を交通安全祈願として設置しているケースの方が多かったものですから。まぁ、駅前に置くならばやっぱり目立たせたいって意識があるので、像のように目を引くものを置きたいのでしょうかね・・・などとこれを見ているときに思っていたら、さらに木に隠れるように・・・

五重塔のようなものを発見!木が生い茂りすぎていて、上の方は撮影が出来ませんでした(笑)。これも結構古びているのですが、ひょっとすると、”安全塔”っていうのは先ほどの石碑のことではなく、この五重塔のことを指しているのでしょうか?う~ん、こればかりは謎ですね。
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- 2016/09/09(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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> どっちが安全塔なんでしょうね。
> 名前からするとやっぱりカラフルな方かな?
> それにしても、駅前の石碑等が緑で隠れるほど。。。
> 工業地帯にある駅の前なんですよね。
> 逆にその駅が気になりました。
こんばんは。
本輪西駅の辺りは、室蘭本線の線路より北側は住宅街となっており、
南側が工業地帯となっています。
駅前の緑はロータリーの真ん中に立っている木のところで、範囲はあまり広くないのですが、
手入れがあまりされていないのか、ボーボーになってしまっているのです。
まぁ、無人駅なので、手入れをする人もいないのでしょうけどね・・・
- 2016/09/10(土) 22:01:18 |
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