東北ばかりでかすんでしまっていましたが、今回の夏には
小海線にも乗っていたんですよね。ということで今回は小海線に戻ります。紹介するのは長野県佐久市(旧・臼田町)の臼田駅前のモニュメントを紹介します。

まずはにぎやかな見た目のモニュメント。近くの説明板には「♪♪~星のシンフォニー~♪♪ ふるさとの塔」とタイトルが書かれていました。モニュメントのイメージとしては「現在から未来への夢、未知への憧れ、希望そして、平和」をイメージしているのだそうです。なお、星による表現が多いのには実は理由があります。これはこの臼田地区にある
龍岡城の五稜郭が、函館の五稜郭と同じく星型となっていることが関係しているのです。この形状の要塞は日本でも2箇所しか設けられなかったので、星型に縁のある地であることを表現したい意向が伝わりますね。

次は「いのちの尊さひとさまの為に」と書かれた石碑です。この言葉は明治時代にこの臼田地区で生まれ、大正・昭和の時代に助産婦として活躍した柳本みつの氏の言葉とのことです。柳本氏はナイチンゲールの博愛精神「人さまのために」を信条とし、様々な善行を実施したということで、この地で”永遠の母”と思われているようです。このように地域において活躍された方を紹介するのも、駅前モニュメントとしての役割の一つでありますね。

最後はなんだかよくわからないのですが、屋根付きの竈みたいなものがありました。お祭りか何かで使用するのでしょうか?というか常設のものなのかしら?
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- 2016/09/11(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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