九州ネタを少し外れ、別の地域のものを。昨年の12月には18きっぷを1日使用し、千葉県のいすみ鉄道に乗ってきました。いすみ鉄道には
2012年に乗っていますので、4年ぶりの訪問になります。

朝一の電車で家を出て、大原までやってきて一番最初にやってきたのは、開業時から使用しているいすみ200'型。現在はこの206号のみ残存しており、ほとんど予備車の位置づけになっているようですが、土休日は動くこともあるようで、この日はたまたま真っ先に乗ることが出来ました。

いすみ鉄道は
鈴井さん「ムーミン」とタイアップしており、この206号の車体側面や窓には、ムーミンのキャラクターのステッカーがたくさん貼り付けられています。

乗った車両は大多喜止まりの入庫便だったので、大多喜で先へ行く列車を待つことになったのですが、大多喜の車庫には国鉄色のキハ20-1303が止まっていました。見た目は国鉄時代の気動車っぽいですが、いすみ鉄道の中では最も新しい車両で、一昨年に導入されました。前面と塗装は国鉄っぽいですが、車体の構造は新潟トランシスのNDCシリーズのまんまです。ちなみに最後はこの車両に乗って私は大原まで戻っています。

そんで先に行く列車としてやってきたのは国鉄型気動車のキハ52-125とキハ28-2346です。この列車は大原から大多喜までは有料の急行として運転されるのですが、大多喜から上総中野までは普通列車として運転され、キハ52形の方は自由席車両として普通乗車券のみで乗車することが出来ます。前回訪問時はキハ52形は国鉄標準色でしたが、現在は首都圏色(所謂タラコ色)に変更されています。キハ28形の方は前回訪問時は大多喜の車庫に入線したばかりで塗装が綺麗だったのですが、ちょいと使い込まれましたかね。

折角なので、偽国鉄型のキハ20-1303と一緒に写してみます。こうやってみるとキハ20-1303はホンモノの国鉄型と比べると、車体が角ばっているのが分かります。まぁ、でも知らない人が見たらやっぱり国鉄型に見えますかね。

なおキハ52-125の車内には、JR時代に活躍していた大糸線の運賃表や、ワンマン運転時の料金表示機がそのまま残されていました。ちなみに私はこの車両に乗車するのは2008年3月以来のことになります。当時の画像は紙焼写真しか残っておらず、スキャナを持っていなくて取り込みが出来なかったので、iPhoneで無理やり撮影してみたら、まぁ、なんとか許容範囲内で取り込めました(笑)。当時は紺と黄土色の鉄道省色という塗装で活躍していましたね。

忘れちゃいけないもう一つの偽国鉄型。前回訪問時には入線したばかりで、前面の半分しか見られなかったいすみ350型も、撮影・乗車することができました。こちらはキハ20-1303とは異なり、いすみ鉄道の一般塗装を纏っています。なお、現在の平日ダイヤのいすみ鉄道は、このいすみ350型2両といすみ300型2両、キハ20-1303の計5両でまかなっているようです。この日は休日ダイヤだったので他の車両も動いていましたが、いすみ300型が2両とも大多喜の車庫で寝ていたので、日中の定期列車はこのいすみ350型がまかなっていました。
ちなみに沿線の国吉駅構内には、久留里線で使用されていた
キハ30形キハ30-62が留置されているのですが、動態復活はまだまだ先になりそうです。
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- 2017/01/15(日) 15:00:00|
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