今回は岐阜県揖斐郡揖斐川町にある、樽見鉄道谷汲口駅前のモニュメントを紹介します。揖斐川町の旧・谷汲村中心部はこの駅から2kmほど離れたところにありますが、中心部へ直接アクセスしていた名鉄谷汲線が廃線になってしまったため、旧・谷汲村中心部の最寄り駅は現在はこの駅となっています。

ここの駅前には、だいぶ傷みが進んでいるのですが、国鉄時代の旧型客車が1両保存されています。車両の番号には”オハフ502”と書かれていますが、説明によればこれはこの車両が樽見鉄道に譲渡された際に付与された番号で、国鉄時代はオハフ33-1527だったようです。もともとこの客車は樽見鉄道が第三セクターとして発足した際に、レールバスとともに営業運転に使用されていたようです。しかし老朽化が進んだために、1990年(平成2年)にほかの客車に置き換えられ、当時の谷汲村へ譲渡されてここに展示されるようになったようです。車両の塗装は現在は国鉄時代の三等客車の塗装になっていますが、もともとはレールバスと同じ青色に赤白帯の塗装で使用されていたようです。できれば再塗装してもらいたいものですが、今の揖斐川町はこの車両を管理しているのでしょうかねぇ。

次は公衆トイレの前に設置されていた「長瀬第三老人クラブ」と書かれた石碑です。文字が消えかかっているのですが、設置から結構な年数が経っているのでしょうか?ただ、老人クラブ周辺の植木の維持をしているのか、公衆トイレの維持をしているのか、詳細はわからず。いったい何なんでしょうね。
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- 2017/02/24(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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