そういえば九州へ行ったときに、福岡、熊本、鹿児島、宮崎以外に降り立ったところがあったんです。

まぁ、三セクの呪縛からは離れないんですが・・・。これは甘木鉄道甘木線のAR300形です。甘木鉄道はほとんどの区間が福岡県ですが、基点は佐賀県三養基郡基山町の基山駅となっています。ということで今回は、JR鹿児島本線・甘木鉄道の基山駅前のモニュメントを紹介します。

モニュメントはすべて駅西側に設置されています。まずはロータリーの真ん中に設置されている時計台ですが、これは”基山駅前改築記念”の時計台のようです。設置年は1983年(昭和58年)3月ということで、このときはまだJR発足前だったので、裏面の発注者のところには”門司鉄道管理局長”の文字が書かれています。

次は橋上駅舎の下の、フェンスで覆われたところにひっそりと設置されている2つの石碑です。左側が”都市計画街路事業 基山駅通り線歩行者専用道路”の竣工記念碑で、右側が「基山駅舎改築落成記念碑」です。前者の設置は”昭和60年”(1985年)、後者の設置は”昭和63年”(1988年)とのことなので、時系列ではまず駅前広場が1983年に整備され、その2年後に駅通り線の歩行者専用道路が設けられ、その3年後に駅舎改築が行われたことになります。トータルで5年もかけて駅前を整備していることがよくわかります。そう考えると京急蒲田駅付近の開発が、何年経っても終わらないように感じるのも納得できますね。
しかし、フェンスの中にで石碑を置いておく理由は何だったのだろうか・・・これでは誰も近づけないから、碑文も読まれないことになるのだが・・・
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- 2017/03/26(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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