今回は数年前に訪問した北海道から。紹介するのは札幌市厚別区のJR函館本線厚別駅前のモニュメントです。

ここには昔の切符を切る鋏みたいなものの間に木が入り込んでいるような造形のモニュメントが設置されています。タイトルは「飛翔」であり、現地に詳細の説明などは無かったのですが、
厚別区のホームページにて紹介記事がありました。それによれば、設置の目的は”厚別区民相互の調和協力と限りない発展”とのこと。モニュメント上部の丸の中にある記号は厚別区の区章であり、挟まれている木は柏の木なのだそうです。
ちなみにタイトルの下に「アツ・ペツ賛歌」と書かれていますが、「アツ・ペツ」とはオヒョウダモのある川という意味のアイヌ語なのだそうです。アツ・ペツ⇒厚別になったということなのですが、アイヌ語を語源とする北海道の地名は道内にはたくさんありますね。ちなみに北海道には別とつく地名が多い名とは思っていましたが、別≒ペツ=川なのだそうです。そう考えると、本州にも川とつく地名はたくさんあるので納得できますね。
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- 2017/04/14(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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